
居酒屋が『ちょい飲みセット』を販売することは珍しくも何ともないが、実際に頼んで “ちょい” でフィニッシュ出来ることは極めてレア。人によっては、「奇跡」と言っていいくらいの確率であろう。
では、一体なぜ人はちょい飲みセットを “ちょい” で終わらせることが出来ないのか?
原因は一概に言えないとはいえ、失敗のポイントさえ把握しておけば『ちょい飲みセット』に飲まれることは無いはず。
そんな気持ちから、私は天下一品、餃子の王将と回ってきたのだが、今回は激安焼き肉チェーン「安楽亭」である。
安楽亭の『ちょい飲みセット』は4種類用意されており、1000円が2種に1300円、1600円というラインナップ。私が狙っていたのは、最安のDセット(1000円)だ。
コースの詳細は上の画像を見ていただきたいのだが、ドリンクや料理にばかり気を取られているとしたら危険である。なぜなら、もうすでに仕掛けが始まっているのだから……。
あえて言おう。それは罠だと。では一体どんな罠なのか。以下で箇条書きにしてみよう。
罠その1:飲み放題にするための時間制限
先に言っておくと、『ちょい飲みセット』自体は食べ放題でも飲み放題でもない。しかし、平日の15時から18時までなら、プラス200円で60分の飲み放題にできる。よって、働いている人が飲みまくろうとしたら、18時前には仕事を終わらせていることが条件となる。
これはハードルが高い。少なくとも私は無理である。だがどうしても安楽亭のちょい飲みで飲み放題を楽しみたい……! という気持ちを止められなかったので、有給を使うことにした。
もうこの時点で1000円のプランは崩壊してしまっているのだが、本来働いている時間に飲みまくることがどれほど至福か。説明するまでもないだろう。
罠その2:“数百円刻み” の計
先に述べたように、4種の『ちょい飲みセット』のうち1番安いのが1000円のタイプで、もっとも高いのが1600円。さらに、プラス200円で飲み放題に変更可となっている(平日15〜18時まで)。
……よほど意思の強い人なら別だが、上のような料金設定を見ていると このような心理が芽生えてくるに違いない。
「まぁ数百円くらいなら」
これが危険! なぜなら、安楽亭は何種類もセットがあり、当然ながら、『ちょい飲みセット』よりお高めのセットも存在する。
「まぁ数百円くらいなら」という気持ちが芽生えてしまったら最後。あなたの意識が『ちょい飲みセット』よりもっと贅沢なセットに向いてしまうのは時間の問題だろう。
罠その3:食べ放題の魔力
何度も言うように『ちょい飲みセット』自体は食べ放題じゃないのだが、一方で安楽亭には1000円台の食べ放題がある。
たとえば、『ゼロ放題コース』はサイドメニューのみ食べ放題(100分)で1628円。1600円のちょい飲みセットと価格的に変わらないのだ。ここに飲み放題を付けたら天国になるな……という悪魔のささやきに耳をふさぐことが出来るだろうか?
私が思うに9割の人は無理である。なぜなら、先の「罠その1」で述べたように、『ちょい飲みセット』の飲み放題はそもそも18時までという時間的な制限がある。ってことは、大抵の場合それだけ頑張って店に向かっている。
仕事を速攻で切り上げ、残業を断り、あるいは私のように有給を取った人だっているかもしれない。もうその時点で、悪魔の声に耳を貸しまくっているではないか。今さら抵抗しろという方が無理な話である。
こうして……
私の場合は……
会計が予定の4倍以上になってしまったので、みなさんはお気をつけいただきたい。特に危険なのは “数百円刻み” の計。こいつはマジで厄介だ。気がついたら心のガードがガバガバになっていたことを考えれば、催眠効果があるのかもしれない。
なお、以前の記事でも述べたように、本記事は言い訳ではなく、失敗の原因と分析。私が引っかかった罠に注意しながら、楽しんでいただければ幸いだ。
参考リンク:安楽亭『ちょい飲みセット』
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼ちなみに、今回頼んだのは『ピタ放題 松コース(3278円)』と『100分飲み放題(スタンダードタイプ / コースとセットで1298円)』。『ピタ放題』は一定量のお肉に加えて、サイドメニューが100分食べ放題になる
▼サイドメニューは海鮮類も
▼特に唐揚げが美味い!
▼こちらはカレー味の唐揚げで、他にも味付けのバリエーションがいくつかある
▼安楽亭、コース多すぎ!
和才雄一郎



















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