2022年5月26日から、全国のはま寿司にて始まっていた「北海道・東北祭り」。いつも通りHPをチェックすると、なんだかいつもよりピックアップされている寿司ネタの数が少ない気がする。
はま寿司のフェアはいつも、ポップではアピられていないフェア対象メニューが結構な数存在する。そっちもHPでチェックしてみたが、やはり全体的に少ない気がする。
昨今の情勢的にキビしいのだろうか? どこも値上げを余儀なくされてるしなぁ。まあとりあえず、今回はスルーでいいか……と思っていたのだが、やっぱり行ってみることに。その結果、なかなか良かったことが発覚。
・ブリ
すでにタイトルで全て明かしてしまっているが、今回最強なのは「北海道産 大切り天然ぶり(110円)」だ。
「大切り」の名に恥じない、なかなかしっかりしたサイズ。どこもかしこもマジに値上げラッシュな中、このサイズで税込み110円を維持しているのはそれだけで評価されるべきだと思う。
味も全く悪くない。特別ウマいというほどではないが、可も無く不可も無く、ちゃんと平均的に美味しいブリだ。サイズとコスパもふまえれば、これはイイものだろう。
ノーマルの他に、「漬け」と
「レアステーキ」がある。どれもウマい。コスパとボリューム、そして味のバリエーション的に、今回のフェアの軸はこいつで決まりだろう。ブリをメインに、他のネタを攻めていくのが良いと思う。
・アカイカ
続いて魅力的だったのは、「北海道産アカイカのうに和えつつみ(110円)」。
やや邪道な気もするが、ウマいものはウマい。ただし、ウマさの方向性が完全に酒のツマミみたいな。イカの塩辛とか好きな人は、秒でハマると思う。これは酒が飲みたくなる。110円というコスパの良さもグッド!
・太刀魚
そして「宮城県産炙り太刀魚(165円)」。1皿2貫で165円なため、1貫の値段は82.5円。サイズ的にも普通なため、コスパは悪くないと思う。
淡白な味わいの向こうにほのかな甘み。そして炙りフレーバー。派手さは無いが、こういうのも良いと思う。
・いももち
興味本位で食べてみたら、けっこう美味かったのがこちら。「今金男爵 チーズいももち(220円)」。
いももち とは? という感じだったのだが、Wikipediaによると北海道の郷土料理だったもよう。茹でたジャガイモを潰し、片栗粉を混ぜ、団子状にして焼くのだとか。
これは中にチーズが入ったバージョン。寿司ではないが、けっこう美味かった。チーズ入りの芋団子みたいなものだ。お腹にもよくたまる。
だいたいこんな感じだろうか。過去のフェアと比べるとメニュー数が控えめに思えるが、それでもしっかりと光るものがあるフェアだと感じた。6月15日までだそうなので、是非とも近所の はま寿司でエンジョイしてみてくれ!
参考リンク:はま寿司、Wikipedia
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
▼今回も一通りオーダーはした。
▼宮城県産大切り銀鮭 110円
がんばってる。
▼北海道産ほたてつつみ 165円
▼北海道羅臼産しめさば 165円。けっこう肉厚でデカかった。このサイズで1皿2貫165円はアリだと思う。
▼いわて牛握り 319
炙りVer
▼チーズフォンデュ寿司 528円。意味不明すぎてオーダーした。ワンチャンあるかもしれないと思ったのだ。貝類はチーズとの相性に限界があると感じた。ローストビーフは悪くない。海老は普通。
恐れていたほど悲劇的な仕上がりではなかった。しかしこのスタイルが醤油に勝る日は来ないと思う。
▼ふかひれあんの茶碗蒸し 286円。美味さは確定しているだろう。あとはコスパ面でどうかなという所だったが、まあ普通な感じ。やはりフカヒレで高コスパを目指すのは難しいのだろう。