マーベルファンのみなさん、こんにちは、こんばんは。ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。いよいよ2022年5月4日(水)に映画『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』が劇場公開されました。

それに先駆けて開催された先行試写会へ、前日の5月3日に伺ってきたのですが……。ハッキリ言って私はメチャメチャ困ってしまっています。なぜなら “ネタバレ禁止事項” があまりにも多すぎて「何も書けねえ」という状態に陥っているからです……!

・マルチバースが本格化

タイトルからもお分かりの通り『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』は “マルチバース” をメインにしたストーリー。2022年1月に公開された「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で始まったマルチバースが、いよいよ本格始動した格好です。

その「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で、マルチバースの扉をこじ開けたのが本作の主役であるドクター・ストレンジ。また予告編にもある通り、本作にはアベンジャーズの一員「ワンダ」が登場します。


……これだけです、私が言っていいことは。


・ネタバレ禁止が多すぎる

なぜなら本作は日本が世界最速上映となっており、普段の作品よりも「ネタバレ禁止事項」が多めに設定されていたから。ディズニー側からは4項目について「書かないでくださーい!」と言われている関係で、もうこれ以上申し上げることがないんですね。

しかもその4項目が物語の核心であったり、またマーベルファンが大好きなサプライズだったりするので、リアルに「なんも言えねえ状態」に陥っているというワケ。まさか映画の記事を書きながら、北島康介を思い出すとは思いませんでした。

とはいえ、このままでは記事をご覧になってくださった読者の方に申し訳ないので、この場を借りてちょっとした「試写会の裏話」をご紹介しましょう。

・ディズニー系の場合は

先ほど「ネタバレ禁止事項が設定されている」と申し上げましたが、実は「これとこれは書かないでください!」と指定される映画作品はほとんどありません。基本的には各メディアの書き方に委ねられていると申し上げていいでしょう。

逆にディズニー作品、要するに「マーベル」や「スター・ウォーズ」関連の作品は、ほとんどの場合で禁止事項が設けられています。例えば「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では、旧スパイディが登場することがネタバレ禁止とされていました。

特にマーベル作品は連動性が高いので、そりゃ言えないことが多いのもわかりますし、私もネタバレをペロッと喋って読者の楽しみを奪うほど無粋な男ではありません。それにしても……! 『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』はあまりにも言えなさすぎです。

最大の理由は、監督をサム・ライミが務めているからでしょうか。スパイダーマン3部作で有名なサム・ライミ監督ですが、元々は「死霊のはらわた」で名を上げた鬼才です。予測不可能な展開は「そりゃネタバレ禁止だよね」と個人的には納得しかありません。

また、本作は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」以外にもドラマ「ワンダヴィジョン」と深く関連しています。もちろん「ワンダビジョン」を観ていなくても楽しめますが観ておくとさらに楽しめると申し上げておきましょう。

私から言えることは「とにかく劇場で早く観て!」ということだけ。記者にはネタバレ禁止が設けられていますが、一般の方はそういうワケではないハズ。SNSなどでネタバレを目にしてしまう前に、ぜひ劇場に味を運んでみてくださいね。

参考リンク:映画『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:(C)Marvel Studios 2022

▼予告編はこちら。