あくまで個人的な意見だが、目の前に「やよい軒」と「大戸屋」があったら、間違いなく「やよい軒」に入ってしまうと思う。なぜか? ご飯のおかわりが自由だからだ。逆に言うと、「大戸屋」の弱みはそこにあった。ところが……!

なんと本日2022年4月15日、「大戸屋」が初のご飯おかわり自由サービス『ごはんバー』導入を発表したのである! な、何だってェェェェエエエエ!? これは「やよい軒」との全面対決もあり得るのではないか。以下、必読ッ!

・初のご飯おかわり自由

「大戸屋」は本日4月15日、福田屋ショッピングプラザ宇都宮店の敷地内に「大戸屋 ごはん処」福田屋宇都宮店を新規オープンした。配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」を新たに導入し、テイクアウト専用のカウンターも用意したという。

だがそれよりも衝撃なのが、同店に導入される『ごはんバー』の存在だ。ご飯おかわり自由の定食チェーンというと「やよい軒」が真っ先に思い浮かぶが、まさかあの「大戸屋」がそこに参戦してくるとは……。

・全面対決か?

しかも公開されている画像を見る限り、ご飯を提供するのは「やよい軒」の『ごはんおかわりロボ』同様、ボタンを押すだけでご飯が出てくるタイプの機械である。めっちゃ煽るやん……! ヤる気満々やん……!! しかし、「大戸屋」の挑発はこれだけでは終わらない。

・充実しすぎ

なんとご飯のみならず、お味噌汁、ごはんのお供、お出汁までおかわり自由にしてしまったのだ! ごはんのお供は10種類もあり、画像から昆布の煮物、なめ茸おくら、梅おかか、生たまご、おしんこ、ふりかけなどが確認できる。

ビジホの朝食かよ──。もうこれだけで十分ではないか。こうなると「やよい軒」は厳しくなりそうだが……実は『ごはんバー』には致命的な欠陥も存在しているのだ。そう、このサービスは定食の料金に加え、別途200円(税込)が必要なのである。

・定食プラス200円で利用可

『豚の生姜焼き定食(税込790円)』を注文するとして、その際、追加で『ごはんバー』を利用しようと思ったら、合計990円かかるワケだ。同じ生姜焼きでも「やよい軒」なら640円(税込)で済むことを考えると、少々割高感は否めない。

・全国展開の行方

ただそれでも『ごはんバー』の内容は魅力的なので、ぜひ一度試してみたいものだが……現時点で導入されているのは福田屋宇都宮店のみ。おそらくここでの利用者の反応によって拡大するかどうかが決まってくるのだろう。

だから宇都宮の民よ、今日から『ごはんバー』を使って使って使いまくるのだ! そしてこのサービスを全国の店舗に広めていただきたい!! よろしく頼むぞ……!

参考リンク:大戸屋PR TIMES
執筆:あひるねこ