会社に縛られない自由な働き方の価値が再認識される今、フリーランスのWebライターは人気の職業だといいます。副業ブームもありますし、脱サラや転職を考えている人もいるでしょう。

ロケットニュース24では、現在外部ライターを募集中! 外部ライターとは業務委託契約で原稿を執筆するメンバーのことで、遠隔地からでも応募できますし、ほかの仕事と “かけもち” も可能です。

筆者も最初はわからなかったのですが、ロケットニュースでは当たり前なことが、場所が変わると実は異色の事実だったと気づくことがたくさん。どんなポイントに驚いたか「外部ライターから見た編集部」を赤裸々にリークします!


・異色ポイント① 充実の研修制度で未経験者OK

ロケットニュースの募集は「経験不問・学歴不問・年齢不問」というスタイル。もっというと居住地も不問ですし、特別な資格や知識も求められません。

過去に少しでも(クラウドソーシングなどではなく)メディアのライター募集を探した経験のある方なら、この条件がどれくらいレアか実感するでしょう。

そして、実際にまったくの未経験者でも採用されます。これは筆者の体験からも事実で、誇大広告ではありません。ずっとほかの仕事をしていた転職組でも問題なしです。


逆にいうと、編集部では文章の書き方やツールの使い方よりも「もっと大事なことがある」と考えているらしいということ。目に見えないその部分の方がずっとずっと難しく、筆者は今でも四苦八苦しているのですが、それはまた別の話。

記事の作り方やツールの使い方はゼロから教えてもらえるので未経験でも支障ありません。筆者は採用が決まってからパソコンを買ったくらいです。「ライターを育てる」という意識が強くあり、徹底した研修制度もロケットニュースの魅力だと思います。


仕事やアルバイトをした経験のある人なら、「教育」や「研修」がどれくらい手間のかかることか、また育成中の新人がドロップアウトしてしまうリスクや、一人前になった途端に離職してしまうといったリスクに覚えがあると思います。

けれどロケットニュースでは人材を育てること、プロの知識や知恵をシェアすることを惜しまない様子なのです。研修は東京都新宿区での実地やオンラインですが、筆者はWebライティングのいろはを全てロケットニュースから学びました。


仕事を始めてからも、質問や相談をしたときの超高速レスポンスや、困ったことがあると全員で考えてくれる雰囲気など、サポート体制も強いです。基本のやりとりはチャットなのでスピード感がケタ違いです。

一般的に外部ライターは教育不要の「即戦力」として募集されますし、一律のマニュアルを渡されるだけの編集部や、質問してもろくに応答してくれない編集部もあるでしょうから、ロケットニュースのサポートの手厚さは驚異的だと確信しています。


・異色ポイント② スーパーホワイトな待遇

外部ライターは雇用ではなく業務委託契約、いわゆるフリーランスとして仕事を請け負うことが前提なので、編集部メンバーとは立場も条件も異なります。

そもそもライターの業務委託契約は、期日までに所定の成果物を納品して対価をもらう、というある意味ドライな契約。納品したら原稿はもう自分のものではない、という感覚のメディアもあると思います。


けれどロケットニュースはひと味違います。


原稿に手直しが加わることもありますが、そのときには必ず「理由」や「意図」を説明してもらえます。大きく変えるときには「AとBのどっちがいい?」などと提案ももらえます。

場合によってはライター側から、かなり突っ込んだ部分まで「こうしてください」とリクエストしたりもします。

ここまで外部ライターの声に耳を傾けてくれるメディアを聞いたことがありません。たぶんよそでやったら一蹴されるか、ドン引きされるんじゃないでしょうか。

また、契約上は “部外者” に近い存在である外部ライターも、編集部メンバーと分けへだてなく公平に扱ってもらえる場面が多くあります。

もちろん労働条件は違いますが、外部ライターだからと情報を制限されたり、軽視されたり、後回しにされたりといった不利益を感じることはまずありません。


筆者も業界の慣習を語れるほどの経験はないのですが、外部ライターをチームのメンバーとして丁重に扱う、というのは激レアなポイントではないでしょうか。

メディアによっては何十人もの外部ライターを抱えて、「ひとりひとり対応できてるのか?」と思わず心配になってしまうサイトもあります。

ロケットニュースでは、単に原稿作成を委託する外部パーツではなく「人として大事にしてもらえる」感覚があります。ちょっと下世話な話ですが、報酬も十分に「やりがいのある」金額です。


・異色ポイント③ そのぶん厳しい世界

多くのメディアでは、外部ライターであることは内部のあれこれに関与できないと同時に「責任のない立場」ともいえます。

けれどロケットニュースでは、「自分も一員である」と感じられる喜びとともに、よい記事を上げなければという重みにもなります。

原稿の修正点を逐一説明してくれるということは、改善や成長を期待されているという意味でもあります。

歴戦の編集部ライターと比べるのもおこがましいのですが、自分の原稿の不出来に幻滅し、胃がよじれるほど苦しいことも度々です。

過去のライター募集記事でも紹介しているとおり、ロケットニュースではライター自らが書きたいネタを提案するスタイル。

注目されそうなネタや共感を呼ぶネタを発掘する力、日常をおもしろく切り取る力、臨場感をもって文章化する力……全ては自分次第で、やりがいがあると同時に厳しい勝負の世界でもあります。

ロケットニュースで活躍できたら、どこに行っても怖くない、といっても過言ではないかもしれません!


・ライターデビューにオススメ

自分の所属するメディアを持ち上げるようで恐縮ですが、基本的に外部ライターは「外の人」目線なので、忖度(そんたく)なく本音を書いてみました。

ここまで述べたような雰囲気は、編集部メンバーの温かい人柄によるところもあるし、おそらく明確な編集ポリシーがあってのことと想像しています。読者も、ライターも、記事に書かれる対象も大事にする。


筆者も執筆活動を始めるとき、外部ライターを「大勢いる委託先のひとり」としか扱わず、自尊心も保てず、自分をすり減らすようなところでキャリアをスタートしていたら、現在のライター人生はまったく違うものになっていたと思います。とても幸運な出会いでした。


ロケットニュースでWebライターとして活動する、とくに初めて所属するメディアとしてロケットニュースを選ぶことは大きな財産になると思います。少しでも興味のある方は、ぜひ募集ページをチェックしてみてください。

同じく募集ページには、実際の編集部がどんな雰囲気か、みんなどんな経歴を経てライターになったか、ライターになってよかったことは、などの記事がありますのでご覧ください。応募をお待ちしています!


執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.