みんなが大好きなコーヒーショップ「スターバックス」は白湯(さゆ)を注文できる。そしてその白湯が美味しいことを私(佐藤)は発見してしまった。
コーヒーを淹れて美味いなら、他のものに利用しても美味いのではないか? そこで茶漬けに利用してみることに挑んだ。つまりは「スタバ茶漬け」である。その作り方について紹介したいと思う……。
・スタバ茶漬けの作り方
まずは材料の調達だ。最寄りのスタバを訪ねていただきたい。そして他のものを注文するついでに「白湯をください」とお願いするのである。白湯は無料だが、それだけ注文するのは非常識なので必ず他のドリンク・フードを一緒にどうぞ。
私はテイクアウトで、ソイラテ(税込464円)と一緒に白湯をお願いした。
こちらが購入した商品。左のスリーブが付いている方が白湯で、付いていない方がソイラテである。
スリーブに描かれた “スタバのセイレーン” の眼差しが怖い。「お前、また白湯を頼んだのか」とでも言いたそうである。
フタを開けると中には無色透明・無味無臭の液体が入っている。そう、これがスタバの白湯! 命のお湯である!!
白湯さえ手に入れりゃあこっちのもんだ。あとは冷や飯を丼に放り込んで、アレを用意するだけ。例のアレ、最高にハイになるヤツ……。
永谷園の小袋だよ……
アメリカ・シアトル発祥のスタバに対して、こっちは日本・京都発祥の永谷園だ。日米の代表ブランドが今、ひとつの丼で結ばれようとしている。
まずは冷や飯に日本の伝統、最高にハイになる粉を投下!
そこにアメリカのセイレーンが参上。乾いた冷や飯の大地に、恵みの白湯が降り注ぐ~!!
乾ききった冷や飯は白湯を含んで次第に膨らんでいく。ほのかに茶の香りが広がっていく。
白湯をゆっくりと回しかけて、冷や飯が半分くらい浸かったところで完成です!
見よ! これがスタバ茶漬けである。スタバと永谷園の運命的な出会いが織りなす、奇跡のマリアージュだ。
食べるといつもの茶漬けとひと味違う気がする。ファンキーなテイストを感じるのは気のせいだろうか? 米粒が「U・S・A!」とささやいているように見える……。
冗談はさておき、スタバの白湯はサラリとして舌触りと喉越しが良い。雑味が少ないとでも言おうか。その滑らかな感触が茶漬けにも生きている。サラサラとすすりやすいのは気のせいではないはずだ。
何ならスタバ茶漬けをお店のレギュラーメニューに加えて欲しいとさえ思う。味が気になる人は、白湯を持ち帰って家でこの極上レシピを試して欲しい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 スターバックスコーヒー 中野通り店
住所 東京都中野区中野5-64-5 中野サンピオーネビル 1F
時間 7:00~22:30
定休日 不定休
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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