“鳥取が生んだ奇跡” にして “世界で一番おいしい飲み物” とも称される『白バラコーヒー』は、実は数ある『白バラシリーズ』の中のひとつであることをご存知だろうか。近年は東京でも白バラコーヒーを買える場所が増えたが、コーヒー以外の白バラ製品に関しては入手しづらいのが現状だ。

……おっと、申し遅れました。何を隠そう私、白バラコーヒー発祥の地・鳥取県の出身なのであります! 先日地元へ帰省したところ、思わず「その発想はなかった」と叫びたくなる新製品を発見してしまったぞ。全国3000万の白バラファンは確実に押さえておいてほしい!

・季節限定商品がアツい

白バラコーヒーしか知らないビギナーのために一応説明しておくと、白バラシリーズを販売する大山乳業農業協同組合は一定期間ごとに限定商品を発売することで知られる。

販売される商品は毎年異なっており、過去には『バナナ味』『抹茶味』『紅茶味』『ココア味』などが登場してきた。似た味が再販されるパターンも多いが、例えば同じ抹茶味でも『抹茶』『抹茶ミルク』『抹茶オ・レ』など微妙に過去と異なっていたりする。まっこと奥が深いのだ、白バラシリーズってヤツは。


そんな白バラシリーズから昨年9月28日、満を持して発売されたのが……これだ!



白バラコーヒー!!!!!!



…………の『甘さひかえめ』バージョン!!!!!!!


・イイかもしんない!

なるほなるほど……! 確かに白バラコーヒーの唯一ともいえる欠点は  “甘すぎて罪悪感をおぼえること” である。カロリーも100mlあたり71kcalと高く、思う存分ガブガブ飲むにはやや気が引けるのだ。そういう意味ではこの商品、なかなかイイところに目をつけたと言える。

もちろんその甘さがあってこその “俺たちの白バラコーヒー” なのであるが、もしも美味しさそのままでカロリーと罪悪感が減るとしたら? ひょっとしてひょっとすると “本家超え” もありえるかもしれない……?

まず気になるのはビジュアルだ。こちらがオリジナルの白バラコーヒー。私のようなプロになると、色を見ただけで「あ、白バラコーヒーだな」と瞬時に判別することができる。ゴクゴク……うむ、ウマい。いつまでも変わらぬおいしさ、これぞ鳥取の誇りだ。

で、こちらが『甘さひかえめ』。見た目には違いがよく分からないが、実際に飲んでみると……う、薄いっ!!! かなり思い切った薄さである!


・鳥取県民の寸評

しかし……最初は薄く感じるが、慣れてくるにつれ “牛乳の持つ本来の味わい” がオリジナルより強く楽しめることが分かってくる。そもそも牛乳の質が高いんだよな、白バラシリーズってヤツは。

『甘さひかえめ』を飲むコツはオリジナルと飲み比べしないこと。比べるとオリジナルの濃さに負けてしまう。

逆にスイーツのお供など、何かと一緒に飲む場合であれば『甘さひかえめ』のほうがイイかもしれない。控えめでありながら、根底には白バラコーヒー特有のクセが確かに存在している。言うなればコレは「世界で2番目にウマい飲み物」だ。できれば朝一番に飲んでみてほしい。

なお白バラシリーズの期間限定商品は大山乳業の公式オンラインショップでも購入できるが、現在すでに『白バラコーヒー 甘さひかえめ』は鳥取県内でも終売間近。新しい期間限定商品『白バラココア』に徐々に置き換わってきているぞ。飲んでみたい人は次回の登場を待とう。


ちなみに……鳥取で毎日白バラコーヒーを飲んでいる我が母による評価は「ちょっと薄すぎるけど、喉が渇いている時は『甘さひかえめ』のほうがおいしいわね。 “『ひかえめ』とオリジナルの中間” があればちょうどいいんだけど」とのことだ。大山乳業さん……ぜひ!

参考リンク:大山乳業農業協同組合
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.