1本で異なる色が使えたり、シャープペンが内蔵されていたりと、なにかと便利な多機能ボールペン。自分で好きな色を選べるタイプとかもあるよね。

だが、セブンで販売されていた『日経トレンディ2021年12月号(税込790円)』の付録を見た途端、私(まろ)の多機能ボールペンに対する常識が覆されてしまったのだ。

もしかしたらこれこそが真の意味での「多機能」ボールペンなのかもしれない。むしろ我々の認識が凝り固まっていた可能性も……!?


・セブン系列限定特典「5in1多機能ペン」

最初に言っておかないとなのだが、多機能ボールペンは『日経トレンディ12月号』をセブンイレブンかセブンネットで購入した場合のみ付録としてついてくる。電子書籍版はもちろん他サイトでの購入でも付録はつかないので注意してほしい。

さて、本題の付録だが見た目は普通のボールペンだ。だがよく見ると5つの異なる機能が詰まっている。なかには「誰がいつ使うんだ……?」という機能もあるが、多機能ガジェットというだけでなんだか心惹かれちゃうんだよな。1つずつ見ていこう。


①ボールペン

まずは普通にボールペンとしての機能から。ノック式ではなく、下部を捻ることでペン先が出てくる。

書きやすさは至って普通だ。日常使いには良いが、大事な書類などに使うには物足りない書き味かも。


②スケール

今はスマホでも簡単に長さを測れる時代ではあるが、ボールペンを当てるだけでサッとスケール感を掴めるのはありがたいかも。測れるのは7センチまでのようだ。


③タッチペン

ボールペン上部に付いているのはタッチペン。とても柔らかい素材なので画面に傷は付かなそうだが、柔らかすぎるうえに激太のためちょっと使いづらいかも……。反応はしっかりしてくれました。


④水平器

謎機能の1つめ。最初見た時は一体いつ機能使うんだと思ったが、DIYとか工作をする際には便利なのかもしれないな。

ただ、ほとんどの人にとってはボールペンのワンポイントとして終わってしまいそうな予感。せっかくなので家の水平とかを確認してみたら良いかもしれない。


⑤ドライバー

謎機能2つめ。ボールペンを見た感じどこにそんな機能が!? と思うが……

タッチペン部分を外すと、プラスとマイナスドライバーが出現する。

ただ、見ての通りサイズは各1種類のみ。ドライバーを使いたくても運良く穴の大きさがあった場合のみしか使えない。便利なのかどうなのかよくわからないが、ペンをドライバーに変形させられるってだけでなんかカッコイイよね、うん。


なんだか「誰が使うんだ?」というツッコミが聞こえてきそうなボールペンだが、これだけ色々付いていれば「多機能」を冠するに相応しいボールペンなのは確かだろう。

しかもこれ「付録」だから! メインが雑誌ということを忘れてはいけない。

日経トレンディ12号の特集は「2022ヒット予測100+2021ヒット商品ベスト30」で、全267ページと大ボリューム。読み応え抜群なうえに内容も面白く、それでいて790円という値段を考えれば、付録がついてるだけで万々歳である。

オマケならば1本持ってても損は無いし、水平器やドライバーもいつの日か役に立つ……かもしれない。色々機能がついてる割にはかなり軽いので、いつものボールペンにプラスして忍ばせてみるのも良いかもしれない。


参考リンク:日経トレンディ
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼トレンディなロゴデザイン