もうすぐハロウィンだな。依然として自粛傾向にはあるものの、ちらほらとイベントを再開するところも増えているようだ。そんな中、今年(2021年)は自宅で過ごそうかなあと考えている方。
せっかくなので “おうちハロウィン” を楽しもうぜ。とは言え何をしようという時に、手軽にできて楽しいのがハロウィンっぽいご飯を作ること。ハウス食品が公開していたレシピを参考に、記者もいくつか作ってみたのだが……。
・戸惑いの連続
いつの間にか、すっかり市民権を得たハロウィン。クリスマスほど宗教色も強くなく、また老若男女楽しめる雰囲気であるところが良いなあと個人的には思っている。
しかし、ハロウィンだからと特別に何かをするわけでもないことも事実。三十路の記者が子どものころは、ハロウィンなんてなかったのだ。正直、街の浮かれっぷりとは裏腹に身の置きどころがわからない次第。
しかしソレっぽいご飯を作るだけならば記者にもできるぞと思い、ハウス食品のレシピを参考にした……のだが! 実際にやってみると、戸惑いの連続だった。
何をそんなに戸惑ったかについて、これから説明していきたい。ちなみに記者が挑戦したのは「ウインナーミイラのハロウィーンシチュー」と「マシュマロおばけのフルーチェ」「かぼちゃにとんがりコーン帽子」の3品だ。
・ウインナーミイラに苦戦
まずハロウィンっぽい食事について、記者の中にイメージがない。カボチャを使った何かを作るのかな? くらいなものである。ハウス食品のサイトをざっと眺めたところ、恐らく気持ちは同じだったのだろう。
“ハロウィンレシピ=食材でソレっぽい雰囲気を演出すること” であると気付く。詳細は公式サイトをご覧いただきたいのだが、例えば、型抜きで食材をくり抜く。
またはウインナーソーセージにフェットチーネを巻きつけてミイラっぽくしたり、食材に顔を書いて、オバケっぽくする……などなどだ。結論から言うと、意外と難しい。特に苦戦したのがミイラっぽいウィンナーだ。
公式サイトには「ウインナーソーセージはゆでて、スライスチーズとのりで目をつけ、フェットチーネを巻きつける」と簡単に書いてあるが、スライスチーズとのりで目を作るところからして大変である。
これはピンセットと、専用の穴開けパンチ的なものが必要ではなかろうか。そして、フェットチーネは近所のスーパーでは売られていない。仕方がないのでスライスチーズで代用した。
そんなこんなで四苦八苦しながら取り組んでみたが、結果としてはうまくいかず。目の部分に洞穴を有する、恐らく何らかの闇を抱えているであろう謎の生き物が爆誕してしまった。
我ながら、このウインナーの行く末が気になる仕上がりである。どうしてこうなった。しかしそもそもの話をすれば、こちらのレシピは、ぶきっちょには難易度が高かったのだ。
まあ、ウインナーの件はさて置いて。そんな記者だからこそ、これさえあれば不器用でも、おうちハロウィンを盛り上げられると断言できるアイテムを発見できた。それは……チョコペンだ!
・チョコペンと、とんがりコーンで乗り切るべし
チョコペンで食材に顔を描けば、なんとなくソレっぽくなる。マシュマロに、パンに、好きなものに顔を描けばあら不思議。なんとなく、ハロウィン感が出てきたように感じるし、感じたいところである。
あとは顔を書いた食材の上に、これまたハウス食品である「とんがりコーン」でも乗せておけばOK! チョコペンと、とんがりコーン、この2点で乗り切るべし!!
苦肉の策を提示する形になってしまったものの、これならばできる気がしてこないだろうか。時間はないけれど、雰囲気だけでも「おうちハロウィン」を味わいたい人にも、そっとオススメしたい。
いやはや。個人的にはデコる系の料理はつくづく向いていないなと、楽しくはあったがちょっぴり凹む結果となってしまった。どうかみなさんは、素敵なおうちハロウィン時間を過ごしてね。
参考リンク:ハウス食品 おうちでハロウィーン
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼おうちハロウィンも、なかなかにハードルが高かった
▼チョコペンで顔を書いたり、とんがりコーンを刺したりして乗り切ろう
▼型抜きもあれば便利
▼……
▼ウインナーは直視できないレベルだったものの
▼ご飯の味自体は美味しくできました