スーパーや商業施設の入口でよくみる移動販売「竜鳳」をご存知だろうか。やきとりを焼いてる赤い販売車と言えば「あ〜!」となる方もいるだろう。全国に展開しているやきとりのチェーン店だ。

竜鳳の特徴といえば、目の前で調理し焼きたてを提供してくれること。買うつもりがなくても美味しい匂いに釣られてついつい2本、3本と買ってしまう。秘伝のタレが特に美味しく、ふとした時に食べたくなるんだよなぁ。

ただ、いざ買いに行こうと思っても、店舗数が少ないうえ移動販売なのでなかなか巡り会えない時も。コロナ禍だからあんまり出歩く訳には行かないし……。そうだ! これを機にかねてから気になっていたオンラインショップを利用してみよう!

・「冷凍やきとり20本セット(税込4000円)」

今回注文してみたのは4種のやきとりが詰め合わされた「冷凍やきとり20本セット(送料無料で税込4000円)」。ギフトにぴったりとのことで、しっかりとした化粧箱に入って届いた。

もも、皮、つくね、ぼんじりが各5本ずつに、竜鳳自慢の「秘伝のたれ」が1本ついてくる。やきとりは1本あたり約180円の計算だ。店舗で買うよりも少し割高といったところか。


冷蔵庫に一晩入れて解凍したのでさっそく調理していこう、作り方は下記の2通り。

①やきとりを袋に入ったまま湯煎し、温めたオーブンで両面を60秒ずつ焼く
②やきとりをお皿に並べ、レンジで3分ほど温める

竜鳳のオススメは①ということだが、レンジでチンの方が圧倒的に楽なので1袋だけ②の作り方も試してみることに。まあ①も生から焼くよりは全然簡単なんだけどね。


・調理時間数分で本格的なやきとりのできあがり

出来上がったのをそれらしく盛り付けてみた。焼き目が良い感じで美味しそう。途中からやってきた母が「上手に焼けたね」と褒めてくれたが、解凍前から焼けてるんだよなぁ。そこは黙っておこう。

ひとくち食べてビックリ、まんまいつもの竜鳳の味である。それ以上でもそれ以下でもなく竜鳳。安定の美味しさだ。

冷凍だと風味が劣るのではと思っていたが、口に入れるとまるで炭火で焼いたかのような香ばしい匂いが広がる。1本1本職人が丁寧に焼きあげているからこそ出せる味なのだろう。普通の冷凍やきとりとはひと味違うなと思わせてくれる。

また、一緒についてくれる秘伝のたれがうまいのなんの。ニンニクと生姜が効いていてタレだけでご飯いけちゃうくらいの美味さだ。ホームページには秘伝のたれを活用したレシピもいくつか掲載されているので、余ったタレで違う料理を作ってみるのもアリだろう。

ただ、調理に関して一点だけ注意してほしい点がある。それはレンジでチンする②の作り方で作ったやきとりが、時間の経過とともに少し固くなってしまったことだ。チンしてすぐに食べれば問題はないが、ゆっくりつまみたい方は少し面倒でも①の作り方で調理したほうが良いだろう。


何回か生肉からやきとりを焼いたことはあるが、シンプルに見えて意外と難しい。特に焼き加減がとても難しく、串が焦げて無くなってしまうことも何度かあった。

その点、竜鳳の冷凍やきとりなら既に美味しく仕上がってるものを温めるだけ。誰でも失敗することなく「お店の味のやきとり」を楽しむことができる。少し値は張るが、居酒屋で飲むよりは断然安いぞ。コロナで簡単に外出できない今、家飲みのお供にいかがだろうか。

参考リンク:やきとり竜鳳 オンラインショップ
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼初めて食べたつくね。生姜が効いてておいしい。

▼焼き鳥(冷凍)と秘伝のタレ(冷蔵)を別々で頼もうとしたら送料がとんでもないことになったので、セットで頼んだ方がなんだかんだでお得かも。

▼ちなみに、今日どこに販売車が出店しているかはホームページから簡単に検索できるよ。