2021年6月23日、東京・上野動物園で双子のジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生した。上野駅や動物園周辺のみやげ物屋や雑貨屋では、誕生を祝いパンダグッズの販売を行っている。上野恩賜公園内の「パークス上野」でもパンダグッズを多数販売しているのだが、そのなかで驚きの商品を見つけてしまった。
その名も「パンダのうんこ」(税込600円)だ。
名前のインパクトもさることながら、パンダの生態について記載された商品説明にもビックリしてしまったよ! パンダよ、お前、そんなだったのか!?
・パンダの驚くべき生態
上野動物園は2020年12月末から約5カ月間休園していた。6月4日から営業を再開したものの、現在は完全予約制となっている。
入園を希望する場合はあらかじめネットで整理券の申し込みをしなければならない。詳しくは上野動物園のサイトをご覧頂きたい。入場規制の影響もあって、上野公園は平日昼間、それほど混み合っていなかった。
何気なく公園入り口にあったパークス上野に入ってみた。やはり双子出産を祝福するPOPがあちらこちらに掲示されている。
ハンカチやタオルや、可愛らしいお菓子と一緒に並んでいたのがうんこだ。パンダのうんこ。
なんちゅうトガッた商品だ。しかもお菓子だと!? うんこを食う訳だな。ある意味マニアック……。しかも製造元は創業明治15年のお麩屋さん。情報量が多くてめまいがしそうだ……。
商品説明をよく読んでみると、そこにはパンダの驚くべき生態について記されている。
「大人のパンダのうんこの大きさは1個約15cmで1日平均100個近くします」
めちゃくちゃ大量にうんここくやないか! 15センチのうんこを100個って、1日何回排便するんだよ! 仮に全部つなげたら、15メートル!? 建物でいったら5階建て相当の高さになるぞ。パンダすげえな!! 私(佐藤)のなかで、パンダの見方が少し変わった……。
・サクっと軽いパンダのうんこ
せっかくなので1袋購入。パンダの主食の竹にもっとも色の近い抹茶味をあえて選んだ。
ひとつ取り出してみる。このサイズ(約5センチ)は子どもパンダのうんこサイズらしい。人間の子どもと比べても、デカいうんこなんじゃないのか? 大人になるとこの3倍サイズを100個かあ……。
食べてみると、サックサクで軽やかな食感。ほんのり甘く抹茶の風味がきいている。麩菓子って久しぶりに食べると美味いよね。竹の味がするかな? と思ったけど少しもしなかった。ましてうんこの味もしなかった。
ちなみに成分表を見ると、麩菓子はたんぱく質が多く脂質がとても低い。糖質は記載されていなかったが、もしかすると、ダイエットに向いているかも。
とにかくパンダはめちゃくちゃうんこをすることがわかった。それだけでも、コレを買った意義があるってもんだ。みんなも覚えておいてくれ、パンダは可愛くてめっちゃうんこをする生き物だぞ~!
・今回訪問した店舗の情報
店名 パークス上野
住所 東京都台東区上野公園7-47 上野恩賜公園内
時間 9:00~17:00
休業日 12月29日~1月1日
参考リンク:Tokyo Tourist Infomation、日刊スポーツ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24