ユニクロの「感動イージーショートパンツ」は想像以上に股間が伸びる!
これが本記事の結論であり、同商品を購入したからこそ分かったポイントであり、実際に私が数日はいて感じた率直な感想である。
ただ、「股間が伸びる」だけではよく分からない人もいるに違いない。中には誤解する人だっているかもしれないから、その凄さについて今さらながら説明していこう。
ユニクロの「感動イージーショートパンツ」は、名前の通り感動パンツシリーズのショートパンツバージョン。私が購入したものは「Theory (セオリー)」とコラボしたもので、2021年3月29日から順次発売されている商品のようだ。
それにしても、「感動」に「イージー」を重ねてくるあたりに、ネーミングからしてメチャクチャ楽そうな予感がするが……
商品名に偽りなし! 実際に試してみるとビビるほどに軽くてムレないから、割とマジで感動してしまった。とりわけ印象的だったのが……
動きやすさ!
──ユニクロの試着室で動きまわるわけにもいかなかったから確認しようがなかったのだが、数日はいてみるとマジで動きやすいのである。これ以上の動きやすさを実現しているショートパンツを探して穿こうものなら、犯罪になりそうなほどに。
で、なぜこんなに動きやすいのかと思いながら「感動イージーショートパンツ」の股間部分をよくよく見たところ……
縫い目がクロスしていない!
つまり……
股間部分にマチがある!
──そう言われてピンと来る人だっているだろうが、一方でよく分からない人だっているに違いない。そこで、ユニクロで買った他のショートパンツと比較しつつ説明していこう。
幸いにも、私はユニクロで他にもショートパンツを2本購入している。「ドライストレッチイージーショートパンツ」と「チノショートパンツ」だ。これら2本と「感動イージーショートパンツ」の股間部分だけをただ比較すると……
「ドライストレッチイージーショートパンツ」と「チノショートパンツ」は縫い目が直角にクロスしている。それに対して、「感動イージーショートパンツ」の縫い目は細長いラグビーボールのよう。この楕円っぽい縫い目、スポーツ系のジャージやパンツで見たことがある人だって多いのではないだろうか?
乱暴を承知で言うならば、「感動イージーショートパンツ」はどことなくジャージ的構造。もちろん、この構造だけがすべての原因ではないだろうが、「感動イージーショートパンツ」は他の2本のショートパンツに比べてもやはり動きやすい。
軽さ、そして股間の自由度は「感動イージーショートパンツ」が圧倒的だ。もはや「股間感動イージーショートパンツ」と改名した方がいいのではと思ってしまうほどである。
一方の「ドライストレッチイージーショートパンツ」と「チノショートパンツ」だって悪くない。むしろ十分に動きやすくて快適なのだが、「感動イージーショートパンツ」はその上を行っている印象だ。
・股間の自由度が価格の差に直結
ここで価格を見てみると、「ドライストレッチイージーショートパンツ」が税込1500円、「チノショートパンツ」が税込1990円なのに対して、「感動イージーショートパンツ」は税込2990円。この価格差に納得できるかどうかは人によると思われるので、購入前にそれぞれ試着して確かめるのがいいかと思う。
その際、動きが制限されている試着室では気づきにくいだろうから、結論をもう一度繰り返して本記事を終わりにしたい。「感動イージーショートパンツ」は想像以上に股間が伸びる!
参考リンク:ユニクロ「感動イージーショートパンツ」「ドライストレッチイージーショートパンツ」「チノショートパンツ」
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼「感動イージーショートパンツ」の内側を見ると、海パンのようなシャカシャカっぽい素材に気づく。これを使っているためか、肌触りがスっとして気持ちいい。
▼なお、上のシャカシャカっぽいヤツは、「チノショートパンツ」にも「ドライストレッチイージーショートパンツ」にも無い。
▼股間にばかり注目しちゃったけれど、快適さとフォーマルさを両立させているところもすごいっす。