最近の冷凍食品がウマいというのは多くの人が知るところだが、どうやらもう「ほぼ店」レベルにまで達してしまっているものもあるらしい。何がそうだったかって、キンレイの「豚骨魚介つけ麺」である。

キンレイといえば「水がいらないシリーズ」が有名。水を一切使わずにウマいラーメンを作れたこともあって随分とビビったことがあるけど、つけ麺の冷凍食品もレベル高っ!

・安いのにやりおる

購入した「豚骨魚介つけ麺」はスーパーにて181円で売っていた。普通に安いからあんまり大したことないんだろうなぁ〜なんて失礼な予想をしてしまったが、実際に食べたら見事に うっちゃり してきたのがコレである。

具材こそ入っていないものの、量が300gとなかなかあって合格点を叩き出したと思えば簡単に作れる。その上、前述したように「ほぼ店」の味だったのだ。

作り方は冷凍食品らしくレンチン、もしくは鍋を使って作る2ルート。今回はできるだけラクして作りたいのでレンチンを選択した。袋を開封すると中に入っていたのは……

あらかじめ茹でられてカチコチに冷凍された麺とスープの2つのみとシンプルそのもの。ここからは説明書に沿って作っていくだけ。

まずはスープを袋のままお湯につけて解凍して……


それを小鉢にあけ、沸騰したお湯で溶かす(80〜100cc)。その間、麺をレンジで加熱してザルに移し、冷水で冷やしてからの〜


切るべし! 切るべし!!


あとは皿に盛り付ければ……


これだけでつけ麺の完成だ。さすがにレンチンのみで完結とはいかなかったものの、料理に疎い素人でも簡単に作れるのはありがたい。

・具材を足したら完全に店

では実際に食べてみるとしよう。まずはスープにしっかりと麺をつけて……と言いたいが、やっぱりつけ麺に具材は欲しいところ。今の時代、スーパーはもちろんコンビニでも揃うのでネギやチャーシュー、そのほか味玉やメンマなどを加えてウマさブーストした方がいいだろう。

幸い、編集部内に食材があったので拝借してネギとチャーシューを追加。で、肝心の味はというと……

ほぼ店……!


こういうのも麺からヒジョーによい。一度水で冷やしているからか、コシがあってプルンッ! それでいながら太麺で食べ応えもあるから結構な満足感を得られるのだ。ウム、くるしゅうないぞ!

そしてスープもつけ麺らしく濃厚で推せる味。塩分過多なのでオススメしないが、私はつけ麺のスープがウマかったらゴクゴクいくタイプ。ゆえにつけ麺のスープには人一倍うるさいところがあるも、ついついゴクリ……またゴクリといってしまったから合格だ。

これがもしキレイな盛り付けで出されて「当店自慢のつけ麺でございます」と言われようものなら、コロッと信じてしまいそう。具材を買ってきたとしてもワンコイン以内でお店のようなつけ麺が食べられる……正直これはよい!

・個人的にはリピ確

また、何よりこれからの暑い時期につけ麺はピッタリ。私の中では日清の台湾まぜそばと並んでリピ確だ。冷凍食品だから保存期間も長いし、とりあえず1個はストックしておこっと!

参考リンク:キンレイ
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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