ジャンボ。チャオスです。ケニアの首都ナイロビでタクシー運転手やっとりますチャオスです。こちらの時刻は朝の9時。耳を澄ますと、遠くの方から


ワ マヤイ〜♪ ワ マヤイ〜♪(wa mayai)


という声が近づいてきた。直訳すると「たまご〜、たまご〜」。そう、通称「たまごおばちゃん」がやってきたのだ。ちょうど小腹も減ってるし、買うしかないでしょ、あのメニューを!


「おばちゃん、いつもの」


そう言うと、たまごおばちゃんは、いつものアレを作ってくれた。卵を半分に割って、コショー味のきいたトマト&タマネギサラダを少しのせて、最後に塩をササっとふれば、


トマトサラダゆでたまご』の完成である。


ちなみにゆでたまごはアツアツのホカホカで、トマトのサラダは冷えている。そのギャップが最高なうえ、塩とコショーの繊細なチューニング……。さすがたまごおばちゃん、いつもながら最高だよ!

なお、この『トマトサラダゆでたまご』の価格は1つあたり20ケニアシリング(約20円)。おばちゃんは生卵も10ks(約10円)で売っているけど、圧倒的に売れているのは『トマトサラダゆでたまご』において他にない。


詳しい作り方は、わからない。でも、「ゆでたまご+トマト&タマネギのサラダ+塩コショー」この三種の神器をチューニングすれば、きっと近い食べ物ができると思う。興味があったらやってみて。絶対ウマイに決まってる。クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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