一部のファンからは「日本のコストコ」と称される激安スーパー、ロピア。都心部の方にはあまり馴染みが無いかもしれないが、関東地方を中心におよそ50店舗を展開している、いま最もアツいスーパーである。

ロピアの前身は肉屋だったこともあり、特に肉類が抜群に安いのだが、先日店内を散策中にロピアオリジナルの「焼肉のたれ」を発見! 実際に試してみたところ、かなり有能な商品だったのでご報告しよう。

・2度目のロピア

ほんのひと月前にロピアデビューを果たした私、P.K.サンジュンのもとには、数々のロピア情報が寄せられている。そのほとんどが大のロピア大好きっ子たちからで「○○が美味しいですよ!」「○○店でしか買えないアレが最高です!!」といった類の内容だ。みなさん、アザス!

さて、私のロピアデビューは偶然の成り行きだったため、ファーストロピアは消化不良で終わっていた。「近いうちに絶対もう1度来る……!」そう固く決意して、私とロピアを後にしたのである。

そしてつい先日、1人で “セカンドロピア” を敢行! ウキウキしながらロピアの店内を散策した。改めて思い知ったが、やはりロピアは安い。肉も肉の加工食品もメッチャメチャ安い! 早く台東区にカモン、ロピア。

・自社製 焼肉のたれを発見

それはどうでもイイとして、個人的には「おや……これは?」と気になったのが、ロピアの焼肉のたれ、正式な商品名は「お肉屋さんの肉だれ」だ。そのパッケージには「肉の事だけを考えた お肉屋さんの焼肉のたれ」と記されている。

先述の通り、ロピアの前身は肉屋で、紛れもなく同店のウリは「肉コーナー」だ。そのロピアが手掛けた自社製の「焼肉のたれ」ならば高確率で美味しいハズ。これは試してみるしかあるまい……!

・食べてみた

というわけで、さっそくおうち焼肉を開始!! 肉には下味をつけず、純粋にたれの味だけを確かめることにした。たれの色はさほど濃くなく、どちらかといえばサラリとした たれのようだ。

さっそく食べてみると、これはかなりウマい! 塩分よりはやや甘みが強く、その甘さも決してクドくなかった。素晴らしいのはタレの味は早い段階でスッと消えることで、後味はしっかり肉の味が楽しめる焼き肉のタレである。

これはかなり有能! 普通に冷蔵庫に常備したい!! ……そこで思い付いた。そうだ、我が家の冷蔵庫にはコストコ限定仕様の「叙々苑 焼肉のたれ」が常備されている。どっちの方がウマいんだ?

・叙々苑のたれと比較

そこで食べ比べてみたところ、同じ焼肉のたれでありながら、両者は全くの別物。手短に説明すると、たれの味が強く、どんな肉でも美味しくしてしまうパワー系のたれが叙々苑。逆にそこまで主張は強くないものの、肉の味を引き立てるテクニシャン系がロピアのたれであった。

味自体は俄然 叙々苑の方が強く、口に入れた瞬間のインパクトも叙々苑の方が大きい。だがしかし、いい肉だとそれが少々もったいない気もした。一方、ロピアのたれは良い肉には強く、それなりの肉だと叙々苑には及ばない、と言ったところだろうか?

つまり両者は使い分けが可能。個人的には「いい肉はロピア」「それなりの肉なら叙々苑」がオススメ。タレだけの味ならインパクトが強い分、叙々苑に軍配が上がるが、ロピアの焼肉のたれも捨てがたい魅力を感じた次第だ。

というわけで、ロピアの焼肉のたれはかなり有能な商品なので、興味がある方はぜひ1度試してみてはいかがだろうか? ロピアの焼肉のたれは、税別298円で販売中だ。

参考リンク:ロピア公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.