高級焼肉店の代名詞とも言える「叙々苑」。同社の商品を取り扱うネットショップをチェックしてみたところ『焼肉ライスバーガー(冷凍)』を発見した。説明によれば、選りすぐりの国産牛肉を叙々苑秘伝のたれで焼き上げているとのことだ。

さて、いったいどれだけ叙々苑の焼肉ライスバーガーはウマいのだろうか? 今回はモスの焼肉ライスバーガーと食べ比べながら、味の違いを確かめてみることにしたぞ。

・叙々苑の焼肉ライスバーガーは全2種類

叙々苑の焼肉ライスバーガーのラインナップは「特製」と「辛口」の全2種類となっている。気になる価格だが、筆者が購入した「叙々苑プレミアムショップ」では、いずれも税抜420円。またこれに加え、地域によって907〜1556円の送料がかかる。

一方、モスの焼肉ライスバーガー(正式名称:モスライスバーガー焼肉)は税込390円。叙々苑よりは少しばかりリーズナブルだが、スーパーなどで売っている冷凍の焼肉ライスバーガーに比べれば、決して安いとは言えない価格設定だ。

・モスの方がボリューミー

それではまず重さを比べてみよう。叙々苑の商品をレンジで温めてから、包みのままの重さを測ってみると……

「特製」が128gで「辛口」が123gだった。一方、モスは173gとなっており明らかにヘビーである。

続いて、包みを開けて見比べてみると……こ、これは!

やはり重いだけあって、モスの方が圧倒的にボリューミーだ!! さらにライスの部分を持ち上げて中身をチェックしてみると、特に肉の量に差がある印象を受けた。


・いざ実食

さあ、いよいよ実食である。まずは、叙々苑をガブリ……ウマッ! モッチモチのご飯の食感と甘辛い牛肉から滲み出てくる旨みがたまらない。

ちなみに「特製」はごま油の風味がポイントとなっていて、「辛口」は唐辛子の風味はするものの刺激はマイルドで食べやすかった。


続いて、モスバーガーをいただいてみると……うわっ!! 超ウメェェェエエエエエーーーーーッ!!!

ご飯はふんわり、肉はジューシーで柔らかく、それぞれの風味がしっかりと感じ取れた。お店で作られたばかりというだけあって、食感も味わいも豊かだ。ウマさに定評のある叙々苑だからといって、冷凍と出来立てを比べるのはちょっと酷だったかもしれない。

というわけで焼肉ライスバーガーは、「冷凍の叙々苑」よりも「出来立てのモス」の方がウマかった。──がしかし、叙々苑は長期保存が可能という点では大変便利である。ネームバリューもあるので贈り物にも良いだろう。

参考リンク:叙々苑プレミアムショップ「焼肉ライスバーガー」、モスバーガー「モスライスバーガー焼肉」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.