「いつまでもあると思うな親と金」という言葉がある。これは自立と倹約を心がけるべきとの戒めを表したものだが、今の私にとっては「いつまでもあると思うな親とすな」がしっくりくる。

なぜならば……金欠ならぬ砂欠のド真ん中! 一昔前だと300万くらいあった “ほしのすな” は気づけば100万を切り、あれよあれよという間にすな貧乏になってしまったのだ!!

・強化タスクですな貧乏へ

残りすな30万と危険水域に入った原因、それは明確でズバリ「ポケモンを強化する」のタスクがやたらと出るようになったことにある。もちろん、育てたいポケモンにすなを注ぎ込んだのも一因だろうが、タスクが私をすな貧乏へ突き落としたと言っても過言じゃない。

とはいえ、これまでのタスクはそこまで痛手じゃなかった。なにせ強化してもせいぜい5回だったため、すなが枯渇するほどの負担もかからなかったのだ。しかし、最近のものはどうだ!

強化回数が10回に跳ね上がったものがあれば、7回まで出てくるなんて鬼畜の所業ッ……! それでいて前述したようにバンバン出るから、これはもはやすなの兵糧攻めではないか。タスクをクリアするたびに ほしのすなが飛んでいく……イベントとはいっても完全に殺しに来ているとしか思えない。


・譲れないポケモン道

こんな私に対し「だったら強化しなきゃいいじゃん」という意見もあるだろう。分かります、分かります。強化さえしなければ、ほしのすながガンガン減ることもない。一理ある、確かに一理あるが、ここで浮上してくるのがメガレイド過疎問題

もうこれは身をもって実感しているトレーナーも多いはずだが、メガレイドはとにかく人が集まらない。開始時刻で人数が揃わなければジ・エンド。都会でそうなるのが濃厚だから田舎だとなおのことだろう。

つまり、レイドをやらずにメガエナジーを貯めるとなれば、ひたすら強化をしなくてはいけないのだ。「じゃあ、すなが少なく済む弱小ポケモンを強化したら?」。えぇ、この考えも分かります。分かっちゃいるものの……

それは私のポケモン道に反するからやっていない。お気に入りを育て切るというのがモットーで、スーパー&ハイパーリーグの高個体値、そして100%が出たら愛し抜く。それが私のポケモン道。少量だとしても無意味なすなは使えない。


何なら、わざ解放までやってあげるのが私の流儀っ……


たとえそれが……


使いどころが分からないパッチールだとしても……


はたまたサンダーの100が3匹いたとしても全てをフル強化して技も解放してあげる。そこに愛すべきポケモンがいる限り、ほしのすなが激減しようとも育てることは譲れない。愛ゆえに人は苦しまなければならぬ……!!

・3倍ボーナスはよ……

ちなみにまったくの無抵抗で すなを散財しているかというと決してそうじゃない。一応、タスクが3つ揃うまで強化しないなど、できる限りのことはやっている。それでも毎日のように強化タスクを消化していくと、20万くらいのほしのすなは軽〜く飛んでいくから虫の息。

今はとにかくすな、すな、すなとすなのことばかり考えている。ボーナスが「すな2倍」だった先日のスポットライトアワーでビリリダマをかき集めるも焼き石に水だったから、正直こんなにも「すな3倍」のボーナスが待ち遠しかったことはない。

・誰の身にも降りかかるすな不足

それにしても、つい先日まで100万あったのに……ほしのすなが消失するのは本当に一瞬である。上には上がいてその日暮らしで すな をかき集めるトレーナーもいるだけに「ほしのすなの沼」はホントに恐ろしい。

もし今すなが大量にあるトレーナーも安心するにはまだ早い。ポケモンGOでは何が起きても不思議じゃなく、明日は我が身だ。いつまでもあると思うな親とすな……。みなさんも気をつけなはれや〜!

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24. / c2017 Niantic, Inc. c2020 Pokemon. c1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)

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