『松屋』をカレー家だと思っている皆さんに伝えたい。松屋は “うどん” も美味しいということを。2021年2月頭現在、西日本の松屋にて『肉カレーうどん』が販売中だ。
実際に食べてみたのだが、肉がたっぷり、持ち前のカレーパワー炸裂で申し分ない一品である。ただしひとつだけ、どうしても不可思議なことがあったので聞いてほしい。味噌汁よ……お前さん、どうしてソコにいるんや?
・肉は皿に添えるだけ
『肉カレーうどん(税込660円)』を注文して、まず「おやっ」と思うのが肉の位置だ。うどん本体とは別の皿に、肉が添えられているのだ。牛丼から逃げ出してきたのかな?
まあ、細かいことは気にせず食べる準備に取り掛かろう。肉と汁と、全部まとめてカレーうどんにドボンだ。黄色いカレーうどんが、ほのかに茶色に染まっていく様子がナイスだ。
さて。いよいよ食べようという段階で、ある問題に直面する。そう……味噌汁だ。既に、うどんは出汁にたっぷり浸っている。それだけで、汁ものは十分なはずだ。
しかし、あえて味噌汁をプラスして来るとは。はてさて、松屋側にも何かしら意図があってのことだろう。食べてみなければ、わからないに違いない。いざ、実食だ。
・味噌汁を挟むタイミングは何処
……と思ったのだが、初っ端からつまずく。食べる順番がわからないのだ。うどん、それとも味噌汁が先? 困ったなあと、脇にちょこんと盛られたお新香をツマむ。どうしたもんやらである。
むむむ。味噌汁は手に持った感じ、とても熱そうだ。これは、うどんからイケということか。うどんがメインだしな。よし、うどんを食べよう。
そんなこんなの葛藤がありつつ、いただいたうどんはとても美味しかった。マイルドなうどんに、たっぷりの肉。これは、ガツガツ食べてしまう。あっという間に平らげそうになる手前で、味噌汁を挟んでみる。
もしかして、味噌汁効果で後の肉カレーうどんの味がガラッと変わったりするのではなかろうか。そんなことを考えたりもしたが、再び口にした肉カレーうどんは先ほどと同様、変わりなくとても美味しかった。
味噌汁の存在意義について、イマイチつかめなかった感は否めない。もう2~3度食べてみればわかるだろうか。引き続き、そのあたりを気にしつつ『肉カレーうどん』を味わいたいと思っている。
とは言え、肉カレーうどんは春ごろを目途に販売が終了するらしい。残された時間は、そう多くはない。また店舗によっては販売していないところもあるようなので、どうしても食べたい場合は事前にサイトなどで確認しような。
参考リンク:松屋 肉カレーうどん
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼松屋の西日本限定で「肉カレーうどん」が食べられるよ。期間限定です
▼うどんはとても美味しいのだが……
▼味噌汁はどのタイミングで飲めば良いのだろうか
▼とりあえず間に挟んでみた
▼松屋はうどんも推せる!