「ジョリーパスタ」をご存じだろうか? 全国に約250店舗を展開しているゼンショーグループのイタリアンレストランである。おそらくほとんどの人が知っていると思う。私(佐藤)も名前は知っている……のだけれど、実は今まで1度もお店を訪ねたことがない。
そのジョリーパスタが、2021年1月末から料理に具材をトッピングできるサービスを開始した。これを機会に1度行ってみよう! そう思った私は、たらこクリームパスタにウニ10倍のトッピングに挑んだ!! 実際に注文してみると、かなりヤバいことになった……
・トッピングサービス開始
ジョリーパスタは山口県発祥のファミリーレストランである。元は「サンデーサン」という名前のファミレスを展開していたのだが、業績悪化に伴い2007年にゼンショーグループに買収され、現在は「株式会社ジョリーパスタ」として店舗運営を行っている。そんなジョリーパスタは、1月30日に公式Twitterでトッピングサービスを開始したことを伝えている。
「お料理にプラス料金でお好みのトッピングができるようになりました」(ジョリーパスタ公式Twitterより)
/
夢のメニューを作り出しちゃおう 😍
\お料理にプラス料金でお好みのトッピングができるようになりました😋✨
私はサーモンといくらの明太子クリームにさらにいくらをトッピングして、いくら三昧したいです🥰
あなたの考えたトッピング案、ぜひコメントで教えてください😉#ジョリーパスタ pic.twitter.com/kUREhEyRu6
— ジョリーパスタ【公式】 (@jollypasta_jp) January 30, 2021
トッピングできる食材はパストラミ(税別200円)、半熟卵(税別100円)、たっぷり野菜(税別150円)、いくら(税別200円)、ウニ(税別300円)の5種類だ。自分好みにアレンジできるっていいねえ。これは試しに食べに行ってみよう! ということで、東京・三軒茶屋店へと足を運んだ。
・10倍だ!
人生初のジョリーパスタ、なんだか緊張するなあ……。今回注文するのは「たらこクリームパスタ」(税別790円)である。何を隠そう、私は無類のたらこパスタ好きである。10代の頃、バイト先のまかないでいつもたらこパスタを食べていた。食べ過ぎて料理長に怒られるほど食っていた。
これにウニをトッピングしてやろう。どうせ追加するなら、トコトン追加してやる! 10倍トッピングだ!! 念のためにお店の人に「10倍は可能ですか?」と尋ねると、厨房のスタッフと相談した上で、OKとのことだった。ありがとう、お店の人!
・「痛風パスタ」と呼びたい
別途注文したサラダ・ドリンクバーセット(税別340円)のサラダを食べながら、どんな代物が来るのか想像してみた。10倍のウニってことは、パスタ皿にてんこ盛りになっちゃうのかな? ウニで埋め尽くされて麺が見えないほどだったりして……。その姿を思い描きながら待っていると、来たぞ、パスタが!!
あれ? これウニ乗ってないよね?
実はウニは別皿に盛られて出てきた! 向こう側に見えているオレンジ色の物体がウニだ。
キターーーッ! ウニーーーーーーーー!!!!
マジかよ、皿盛りのウニ。まるで寿司屋にでも来た気分だ。このまま醤油ぶっかけてスプーンですくって食いたい。
だが、あくまでもメインはパスタだ。パスタのトッピングであって、ウニを食いにジョリーパスタに来た訳ではない。そんな訳で、先ほどのたらこパスタに全投入した。
たらこパスタが完全にウニのクリームパスタになってしまった。器の上にウニの島ができてしまっている。
そしてメインだったはずのたらこは下敷きに。すまないたらこ。今回は脇役に回ってくれ……。
食べてみると唸るほど美味い! パスタの麺をすすると、口の中に絶え間なくウニが飛び込んでくるではないか。プリン体で口中がいっぱいになってしまう。これはウニパスタではなく、あえてこう名付けたい、「痛風パスタ」と……。
ちなみにこの贅沢すぎるパスタの価格は、ウニトッピングだけで税別3000円 + たらこクリームパスタ税別790円 = 税別3790円だった。高級イタリアンにも匹敵するほどの高額パスタになってしまった。さすがにこれは少々やり過ぎだけど、好きなパスタに好きな具材をトッピングして、自分だけのオリジナルパスタを作ってみると良いだろう。
・今回訪問した店舗の情報
店名 ジョリーパスタ三軒茶屋店
住所 東京都世田谷区三軒茶屋1-38-7
時間 短縮営業中11:00~20:00