いきなりぶっちゃけますと、普段カフェに入ることなんてほとんどないんですよ。それより居酒屋でホッピーでも飲ませんかいというのが正直なところでして。ミルクと砂糖はいいから “ナカ(焼酎)” をくれ、“ナカ” をと。しかし、そんな私(あひるねこ)でもドトールの「ミルクレープ」だけは認めざるを得ない。

あのどこまでも調和のとれた上品な甘さと、折り重なった生地が生み出す唯一無二の食感。一度ミルクレープだけをお腹いっぱい食べてみたいなぁ……と常々思っていたのだが、ドトールが今回、まさにそんな感じのクリスマスケーキを発売してしまったので買ってみたぞ。マジかよ、めっちゃ夢叶えてくれるやん……!

・ドトールのクリスマスケーキ

あらかじめ断っておくと、2020年のドトールコーヒーショップのクリスマスケーキは予約期間が11月1日から12月15日まで、お渡し期間が12月15日から12月25日までとなっているため、この記事が公開されている時点で購入はすでに不可となっている。よって本稿は、来年のクリスマスケーキ選びの参考としてどうかご覧いただきたい。



さてさて、数量限定『クリスマスミルクレープ』はお値段が税込3600円、サイズは直径約15cmの5号だ。おお……これ全部ミルクレープか……! ところが、さっそく自宅に持ち帰って箱から出してみたところ……



ホールすぎて逆にピンとこない。


・誰やねん

え、どちら様? 外見はむしろチーズケーキである。付属のクリスマスっぽい飾りを刺してみても、やはりミルクレープ感はゼロ。どうすんのコレ。だがしかし……。



そっとナイフを入れてみると……


中からミルクレープッッ!


・歓喜

うわーーーー! なんかウマそうな地層出てきたーーーーー!! すごい、端から端までどこを切ってミルクレープだ……! こんな光景はいまだかつて見たことがない。というより、これではただのドトールである。夢の業務用ミルクレープ降臨の瞬間。



スーっと自分好みの厚さに贅沢にカットした後は、ホイップクリームとクレープ生地が織りなす至福のハーモニーに身を任せるのみだ。ドトールのミルクレープって甘すぎないから、なんだかこのまま全部行ってしまいそう勢いだな。「あと少しだけ……」と数ミリ単位で皿に乗せたくなってしまう。食べすぎに注意しよう。



・早くも再販希望

クリスマスケーキにしては大人しめなルックスながら、中身は完全にメリクリ仕様だったドトールの『クリスマスミルクレープ』。今年はもう手に入らないのが残念すぎるが、来年もぜひ発売してほしいものである。ミルクレープ最高!

参考リンク:ドトール
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼ドトールのミルクレープファン歓喜。