先日、羽田空港の第1ターミナルで、見慣れぬグリーンの自販機を発見した。近づいてよく見ると、どうやら伊藤園の「お~いお茶からくりマシーン」らしい。からくりマシーンといえば、コインを入れたら動き出すアレのことか。ほほう、面白そうだな。

実はすでに飛行機の搭乗手続きを済ませていて、出発までの時間を持て余していたところ。チョイ恥ずかしいけど1本買ってみるか、ってことで160円を投入。ボタンを押したらズドンッ! と「お~いお茶(500ml)」が落ちてきたぞ。さあいよいよ、からくりが始まる……。

・お~いお茶からくりマシーン

あらためて説明しよう。お茶の妖精 “緑丸” から「お茶づくりの旅に出よう!」と誘われたので、お金を入れて「お~いお茶」を購入 & 旅に出ることにした。緑丸は「みどりまる」ではなく「りょくまる」と読むぞ。まあとにかく……お茶づくりの旅に出発!

んで、結論を先に言ってしまうと、お茶づくりの旅とは「美しい日本に出会う旅」であり「ふるさとを懐かしむ旅」でもあった。流れとしては、まず、お姉さんが摘み取った茶葉を、緑丸が殺青(さっせい)する。

殺青とは「茶葉の発酵をストップさせること」らしい。うむ、難しいけど勉強になります。

そのままの勢いで観覧車へGO……! ぐるぐると回りながら茶葉を揉んだ後に、じっくりと乾燥させるのだ。乾燥させることで長期保存ができるうえに、青臭さが消えて、茶葉本来の香りが引き立つという。なるほどなるほど。

その後も、お姉さんと緑丸の見事な連携プレイが続き、とうとう「一杯のお茶」が完成した。約1分間のからくりショーを見終えてから取り出す「お~いお茶」は、いつもより “できたてホヤホヤ感” があって美味しそうである。

・ふるさとを思い出した

そして余談だが、お茶づくりの旅をしている間、わが故郷「狭山の茶畑」が脳裏によみがえった。小学生の頃、自転車で転んで、緑丸のように茶畑にダイブしたこともあったなァ。

・お茶を身近に感じてもらいたい

それはさておき、伊藤園が空港にユニークな自販機を設置した理由は、外国人に日本文化の1つである “お茶” を身近に感じてもらうため、らしい。ペットボトル1本分のお値段で楽しい気分になれるって、国境を問わずグッドですよね。

──最後に、自販機の設置場所は、羽田空港第1ターミナル2階の出発ロビー。保安検査場手前のエリアだから、飛行機に乗らなくても自販機の利用は可能だ。機会があれば、ぜひ「お茶づくりの旅」に出てみてくれたまえ!

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼インパクト抜群の自販機

▼地元を思い出すことができました