2020年9月に実装された「一緒にぼうけん」はもうプレイしただろうか。これは助っ人機能や討伐手形をはじめとするアイテムの共有などができるありがたいものだが、中には便利だと感じると同時に問題が浮上した人もいるに違いない。

こういうのも、一緒にぼうけんする相手が “リアル” で知り合いじゃないこともあるからだ。いわゆるネット上の友達。顔を見たことさえない相手と距離を詰めようにもコミュ力が問われてくるから一歩が出ないケースもあるのだ。そう、私みたいに……!!

・知らない人と会うのは大変

今の時代、ネットで知り合って友達になることは何も珍しいことじゃない。SNSでやりとりして実際に会うケースもあり、気兼ねなく距離の離れた人とも繋がりを持てるようになった。時には一緒にゲームをやることだってあるだろう。

しかし、そこで浮上してくるのが前述のコミュ力問題である。ドラクエウォークも例外ではなく、一緒にぼうけんは参加者が近くにいることが条件となるからさぁ大変。私のような小心者だとネット上で知り合った人と実際に会うとなると相当な勇気が必要となる。できることなら面と向かうのは避けて通りたい。

・距離を測定してみた

そこで考えたのがどれくらい離れていてもパーティを組めるのか──。もし1キロくらい離れていたとしても大丈夫ならば、SNS上に「○○駅にいます。合言葉は○○○○です」なんて投稿したらワンチャンあるだろうし、見ず知らずの人とも便利な機能を共有できる。

今回、知人に協力してもらってパーティを組める距離を割り出してみることにした。やり方はいたって簡単。相手がいる場所へ私が近づいていき、パーティを組める距離を見つける。たったそれだけだ。まずは当編集部のある新宿二丁目から目的地である歌舞伎町の飲食店との間でパーティを組もうとしてみた。

直線距離でおよそ780メートル。ここで組めたらイージーすぎるため気軽にネット上でパーティを組めるし、コミュ力なしの私でも喜んでSNSに合言葉を投下するところだが……


そうは問屋が卸さない。まぁちょっと遠いかなぁと思っていたため想定内。問題はここからである。その後、合言葉を入力しながら知り合いがいる場所へそろりそろりと近づいていく。残り700、600メートルを通過してもそう簡単に繋がらない。

もしこれが100メートルとかだったら結構シビアだなぁ〜もしかしたらもしかして半径10メートルとかの可能性もあるのかなぁ〜とどんどんマイナス思考になっていく。しかし、途中まで歩いたところで……おおっ!



キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!


およそ500メートルの距離でめでたくパーティを結成できた。周囲に建物がガッツリある上、人もたくさんいる中でこの距離はありがたい。しかも、相手は建物内にいる環境だったので巨大ターミナルで組もうとしても射程圏内になるのではないだろうか。


・目安としてどうぞ

500メートルはあくまで私ができた距離。それ以内だったら確実にできるワケではないだろうが、パーティを組む際の参考にしていただけたら幸いだ。興味のある人は積極的にSNSなどで呼びかけるのもいいかもしれない。なお、パーティを組む制限時間は10分。そこまで計算してから一緒にぼうけんに誘うようにしよう。

Report:原田たかし
ScreenShot:Googleマップ、ドラクエウォーク(iOS)