ジャンボ〜。チャオスです。ケニアのナイロビでタクシー運転手しているチャオスです。相変わらず、タクシーの商売はあがったりです。
さて、今回お伝えしたいのは、アフリカ最大のスラムこと「キベラスラム」について。というのもつい先日、ちょこっと用事があったので、チラっと行ってきたんだ。ついでに写真も撮ってきた。
キベラスラムがどれだけ危険かつ、オレにとって恐怖の場所であるかは、過去記事「キベラスラムで死にかけた話」を参照してもらうとして….
もちろん、今回も車の中からは出なかった。時間にして20分くらいかな。とにかく緊張しながら車を走らせ、コッソリコッソリと撮影した。
もしもオレがスマホで撮影しているところを誰かに見られてバレたとしたら、間違いなく、キベラに住む彼らは一斉に車めがけて襲ってくる。絶対にそうなる。なので、絶対に撮影は厳禁だ。
というか、撮影どころか、そもそもキベラスラムに行ってはいけない。もしも日本人が「行きたい」と言ったとしても、もちろんオレは「やめとけ」と止めるだろう。でも、どうしても……と言うのであれば、
100ドルを用意しろ。
アメリカのお金、100ドル(約1万691円)だ。ケニアのお金、1万ケニアシリング(約9873円)でもOKだ。その金を、キベラスラムの怖いお兄さんたちに渡すんだ。そしたら彼らは、キベラスラムを案内してくれる。被写体にもよるが、写真撮影も可。危険な接触だけど、これが一番安全な方法だ。
とはいえ、もちろんオススメはしない。何が起きてもおかしくないし。なにより、ケニア人のオレがこれだけビビってるってことから、その危険度を察してくれ。冷やかし厳禁。それでも行きたいというのであれば、現金を用意してオレに声をかけてくれ。命がけで同行するから。では、クワヘリ!
Report:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼そのほか、今回チャオスが撮影した写真がこちら。
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