そもそも記者はイカが大好きだ。刺身は言うまでもなく最高であり、もちろん火を通したものも大好物。特にイカ焼きなんて美味しいよなあ。大阪のアレも良いが、丸ごとかじりつけるイカ焼きの贅沢(ぜいたく)なことよ……。

そんな訳で時折、家でも焼いたりするが、どうしてもクルっとしてしまう。クルっとしたところでウマさは変わらないので良いっちゃ良いのだが、たまには真っすぐ焼いてみたい。このたび、そんな悩みを解消してくれるアイテムを発見。その名も “いかクリップ ”~♪ 

・紙をまとめるクリップの大きい版

“いかクリップ ”とは、なんとも直球なネーミングだ。紙をまとめる、あのクリップと形としては同じ。大きさは数十倍といったところだろうか。お察しの通り、イカをこのクリップで挟んで焼くとクルッとならないという訳だ。

記者はネットでポチっとして、税込366円で購入したぞ。この値段で、イカがクルクルしなくなると思えば、お手頃価格である気がするな。それでは、しょう油生姜ダレに漬けたイカを、焼いていくことにしよう。

・ピシャっとしたイカ焼きの完成

イカの胴体部分にクリップを差し込み、いざ魚焼きグリルへ。しばらく見守っていたが、イカはピシッと姿勢よく、全く以てクルんとする気配はなし。これは……優れものだなおい! クリップを数個買って、2~3杯並べて焼けば良かったとさえ思える便利さだ。

焼きあがったところで火傷しないよう気を付けつつ、イカを取り外せば終わり。奇麗にピシャっとした、イカ焼きの完成である。ここまではとても良かったのだが、阿呆な記者は何を思ったか包丁で輪切りにしてしまった。

どう考えても、そのままかぶりつくべきだったろうに失敗だ。焼け具合はイカが真っすぐになっていたからか、均一に火が通っていたように感じる。とまあ、美味しかったので良しとしよう。次はガブっと丸ごと食べるべく、きょうもイカを買って来るとしようかな。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼いかをピシャっと焼ける「いかクリップ」

▼人の顔より少し大きいくらいか……? 

▼紙を止めるクリップと比較

▼美味しくイカが焼けました