
みなさんは体調がすぐれないとき、迷うことなく病院へ足を運ぶ方だろうか? 私、P.K.サンジュンは42歳になった今でこそなるべく病院に行くことを心がけているが、30代半ばまでは医者を避けて生きてきた。そもそもが健康診断オールAの健康優良児、病院での経験は人よりかなり少ない。
そんな私がつい先日、ひょんなことから「肛門科」のお世話になることになった。耳鼻科すら行ったことのない私が、よりにもよって肛門科とは……。そこで待ち受けていたのはズバリ、衝撃体験。私の身に起きたエクストリームな数分間をご紹介しよう。
・縁が無かった肛門科
かねてから軽い痔の自覚はあったものの、これまで私の人生に「肛門科」は登場していなかった。おそらく痔は軽度のもので、正直そこまで気になったことはない。私レベルの痔で肛門科にかかる必要があるならば、日本中で8000万人くらいは肛門科のお世話になっているハズだ。
では、なぜ私は肛門科へ出かけたのか? コレという病名がないため症状を説明すると、およそ一年前から1~2月に1度のペースで、突然肛門がギュィィィィイイイン! ……と痛くなるためである。
時間にすると痛みは1分ほど続くだろうか? 痛みは外部からではなく、肛門からヘソの下にかけて一直線に突っ走る感じだ。「死ぬほど」とまでは言わないが、痛みがある間は歩行も困難なほど “ギュィィイイン” は強い。
・勇気を出した理由
ただし、それだけならば私は放置していたと思う。せいぜい痛みは1分程度。毎日ならばいざ知らず、月1ならば耐えられなくはない。しかも「肛門科」である。仲の良い男友達にはむしろ積極的に見せていきたい派の私だが、医師とはいえ他人様に肛門を見られるのは気恥ずかしい。
私が肛門科の門を叩いた最大の動機は、9年前に母を大腸ガンで亡くしているからである。ガンが遺伝するのかは知らないが、用心するに越したことは無いハズ。3歳の娘のためにもまだまだ生きねばならん。私は意を決して肛門科に予約を入れた。
・突然のゴング
診察当日──。やって来た肛門科は “町医者” よりも “クリニック” の言葉が似合う小綺麗な病院である。問診票に記入を済ませ、私はその時を待ち続けた。そして診察室に通された私を待っていたのは、50代前半とおぼしきダンディ風の先生(もちろん男性)だ。
コロナ対策のアクリル板越しに、症状を説明する私。ふむふむと熱心に話を聞いてくださった先生だが、説明が終わるやいなや「じゃあ、診てみましょうか」と仰るではないか。え……! 今? ナウここで!?
私はもっと何というか、肛門の検査は慎重に慎重に、段取りを重ねながら穴に辿り着くものだと思っていた。……が、実際は出会って2分後にゴールである。殺し屋くらい落ち着き払った表情の看護師さん(女性)に言われるがまま、背と尻を先生に向けて診察台に横たわる私は、まさに「まな板の鯉」──。そうか、鯉はこんな気持ちだったのか……!
・リアルな声
ここからは、先生と私の会話の様子をご覧いただきたい。一部、見苦しい部分があるかもしれないが、味付けしていない生声だと思って脳内再生していただければ幸いだ。
「はい、力を抜いてください。まずは指で確認していきますねー」
──は、はい。
「はい、力を抜いてー」
──ッッッ……! チョチョチョチョチョチョチョチョチョチョ!! あッ、チョチョチョチョチョチョチョ!
「小さな内痔核(ないじかく)がありますねー。もうちょっと触っていきますよー」
──タイッ(はい)。タイッ(はい)。
「はい、大丈夫でーす」
──ハァハァハァハァ……。
「では次にカメラを入れますねー。足を抱え込むようにしてくださーい。足元のモニターに映りますからご覧になってくださいね。では行きますよー」
──ッッッ……! チョチョチョチョチョチョチョチョチョチョ!! テテ(先生)! チョチョチョチョチョチョチョチョ!!
「はい、これが先ほどお伝えした内痔核ですねー。ちょっと今日は便が緩いのかな?」
──タイッ(はい)。トゥマテン(すみません)。
「もうちょっと奥まで診ていきますねー」
──タイッ(はい)。タイッ(はい)。
「……はい。直腸は問題なさそうですね。楽にしていいですよー」
──ハァハァハァハァ(放心)
先生が仰るには、肛門からおよそ8センチ中側、直腸に異常はないそうだ。ただし、母がガンで亡くなっていることを踏まえ、後日内視鏡を使用して大腸検査を行うことになった。それにしても、この間わずか10分足らず……。11分前にこうなるとは想像していなかった。
肛門は人体におけるデリケートゾーンの1つである。先述のように、私は急患でもない限り、徐々に徐々に肛門に辿り着くものだとばかり思っていた。せいぜい初日はジャブ程度……かと思いきや、先生は1ラウンド開始早々、渾身のアッパーカットを迷うことなくアゴめがけて放ってきたのである。俺、完全KO。
またお恥ずかしい話、この日はやや便が緩かったため、目をやるとゴミ箱には私の後処理をしたティッシュが放り込まれていた。先生や看護師さんにとっては “作業” なのかもしれないが、42歳の私は恥ずかしさMAX! 感覚的にやや半開きになった肛門が、キュッと引き締まった気がする。
なお、内視鏡検査はおよそ30分かかるそうだ。ゴリラ用かと思うくらい馬鹿デカい下剤にもビビるし、そもそも30分間もカメラを入れっ放しで私の肛門と腸が耐えられるのか? 不安は尽きない。……が、ここまで来た以上やらねばなるまい。娘のためにもまだ死ねん。
というわけで、初めての肛門科は私にとって「予期せぬエクストリーム体験」であった。とりあえずは直腸に何事もなくホッとしているが、まだ油断は出来ない。機会があれば、内視鏡検査の様子もご報告したいと思う。私のように初めて肛門科に行く人、いきなりゴングが鳴るつもりで出かけた方がいいぜ。
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
P.K.サンジュン





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