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ときに苦しく、ときに快感で、ときに踏ん張りが必要であり、ときに踏ん張ることが危険だったりもする……そんな “人生の縮図” とも言える日常行為といえば排便だ。「汚い」と思われがちな話題だが、今回はその排便にガッツリとフォーカスしたい。

内容はずばり、排便をスムーズにするテク。いわば、ウン小技だ。元々は私(筆者)が痔で病院を訪れたときに、医者から「こうしたら楽に出来るよ」と教えてもらったもの。そこで実際にやってみたら、私の肛門が「ウッヒャアアアア」と歓喜の声をあげており、人生が変わったと言っても過言ではないので、報告シヒャアアアインッ!

・市販の白ワセリンを肛門に塗る

手っ取り早く結論を言おう。そのウン小技とは、「排便の前後に白ワセリンを肛門の周りに塗る」というもの。それだけだ。最初だけちょっと面倒と思うかもしれないが、慣れればどうってことない。なお、白ワセリンは薬局等で数百円で購入できるぞ。

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・ウンコがプルリン

その良さを一言で伝えるのは難しい。中には掲載できない内容もあるが、最も有益なメリットを挙げると、ウンコがプルリンとスムーズに落ちてくるようになったということだろう。特にありがたいのは、カッチカッチのウンコや、服でいうところのXL以上のサイズのウンコが出るときである。

誰しも経験があるだろうが、肛門にとって カッチカッチやXLのうんこは、“荒れてる高校の修学旅行生” みたいなもの。ヤツらが「通るぞ、コラ!」というときにはトラブルが起きやすく、普段おとなしい肛門もキレてしまうことがある。

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しかし、その場にワセリンがいると「まあまあまあ」と肛門をなだめ、一方で「さあさあ、どうぞどうぞ」とヤンキーを通させるために、トラブルが発生しにくくなる。つまり、肛門がキレにくくなるのだ。

さらにだ。排便後にも塗ることで、傷ついた肛門を「あーよく頑張った。よく耐えたね〜」という感じで、優しく抱きしめてくれるのである。

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これが肛門にとって、どれだけ大きな支えになっているか想像できるだろうか? ワセリンは肛門の恋人と言っても言い過ぎではないだろう。

・相性が合わない人も

と、ここまでワセリンの凄さについてひと通り語ってきたが、もちろんすべての人にとって排便時にワセリンが有効であるという保証ではない。上はあくまでも、「私はそう感じた」という1つの体験談だ。

中には「体質的に合わない」という人もいるだろうし、そもそも「ウンコをプルリンと出したくない! 太くてカチカチなウンコと肛門の押し問答が快感なんだ」という人にとっては、ワセリンを塗ることは逆効果になるだろう。

そのような体質的な問題もあるので実践は自己責任でお願いしたいのだが、やってみたい人はまずワセリンに記載されている使用上の注意をよく読んでくれ。そして場合によっては、医師や薬剤師に相談して欲しい。

とにかく、カッチカッチのウンコに悩んでいる人、キレる肛門に悩んでいる人にとって、私の体験が参考になれば幸いである。以上ォォォォオンッ(*´ε`*)

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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