エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! 突然だけど、みんなは俺の出身地がどこか知っているかな? エナジー星? 残念。北海道でした。おう、逆ゆうこりんスタイルで今日もお送りするぞ。

そんな俺の出身地・北海道が誇る最強コンビニ「セイコーマート」が先日、初となるエナジードリンク『VERSUS(バーサス)』を発売したという情報が複数の読者から寄せられた。マ、マジかよ……! めっちゃ飲んでみたいけど、それって東京でも買えるのか……?

・セコマのエナドリ

2020年7月27日より販売が始まったセイコーマート初となるオリジナルエナドリ『バーサス』。その圧倒的なクオリティーとコスパによって、道民から絶大な支持を集める「セコマ(セイコーマートの略)」だけに、果たしてどんな商品に仕上がっているのか “エナジー者” ならずとも気になるところである。



容量は250mlと通常のレッドブル同様控えめなサイズだが、税抜120円というエナドリとは思えぬ価格設定はさすがとしか言いようがない。しかし! 残念ながら東京にセコマはないので、飲みたくてもいつものように1本だけ買うのは不可能。むむぅ……どうする? そこでエナジーマン考えました。


30本入りケースを大人買いならぬ、エナジー買い……!


・覚悟の大量仕入れ

本体価格が税抜3600円&東京までの送料がかかって、合計4493円をエナジーペイしたぞ。もはや高いのか安いのかよく分からんが、計算してみると1本当たり約150円なので普通に安いな。さすがセコマ、道民の誇り! 道民の聖地である!! だがしかし……



ハッキリ言ってジャケはクソダセぇ。何なんだよ! このクロスした勇者の剣みたいなソードは!! 「己と戦え」じゃねーよ! まずはお前が何とかしろと言いたい。下手したらエナドリ史上1、2位を争うダサさだが……まあよく考えたら、そういうところもセコマっぽくてなんかカワイイよな。うん。



そう、エナドリたるもの大事なのは外面じゃなくて中身だ。というワケで、恒例のエナジーサーチ行くぞォォォォオオオオ! ※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!

・サーチ結果

エナエナ(ふむふむ)。高麗人参根エキスが入っているあたり、妙にモンスターエナジーっぽいな。100ml当たりのカフェイン量が40mg、アルギニン量が123mgという点もほぼモンスターエナジーと同じだ(モンエナのアルギニンは125mg)。成分的にかなり寄せてきている印象である。



ただ、それに加えてガラナエキスが100ml当たり20mg入っているのは北海道らしくてグッドエナジー! 製造しているのも北海道の会社で、まさに道民による道民のためのエナドリって感じの雰囲気だぞ。さあ、それでは実際に飲んでみよう。グビエナ、グビエナ!



・エナジーテイスティン

ほほう……色・香り・味、いずれもモンスターエナジーを彷彿とさせる王道エナドリテイストだ。ガラナ要素もけっこう強いが、意外に甘さ控えめでケミカル感はかなり希薄。モンエナをちょっと薄くしたような、少々シロップっぽい味わいである。

ただそのぶん、エナドリ特有の “体に悪い感じ” があまりしないので、割と誰でも飲みやすいと思われる(もちろんそれもエナドリの魅力なのだけど)。あのセブンイレブンですら北海道ではセコマに勝てないと聞くが、レッドブル・モンスターエナジーの2大巨頭にとっても、これは強力なライバル出現ではないか。



セコマ初のエナジードリンク『バーサス』。なるほど、成分・コスパともに一般的なエナドリのちょっとだけ上を行く、実にセコマらしい良心的な商品と言えるだろう。エナエナ(ふむふむ)。

・安定のセコマ品質

ジャケに関しては悪い意味で歴史に名前を刻んでしまったものの、やっぱりセイコマートは日本一ィィィィィイイイ! 北海道が誇る最強コンビニの実力を改めて思い知った瞬間であった。さあ、残りあと29本あるから張り切って毎日飲むぞ! というワケで今日はここまで。また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!

参考リンク:セイコーマート(PDF)
Report:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.

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