二刀流の完全復活へ。そう期待されていたシーズンだったが、ご存じのように新型コロナウイルスの影響でメジャーリーグは約4カ月遅れで開幕することになった。先日、693日ぶりのマウンドが苦いものだったことを考えると、やはり調整が難しかったのだろうか。

……なんて思っていたところ、すぐさま挽回するのが大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)のスゴさだ。暗いニュースを吹き飛ばすような今季第1号! 待ってました!!

・4番大谷

2020年7月30日(日本時間)、大谷選手は本拠地・アナハイムスタジアムでのマリナーズ戦に4番DHで先発出場した。ホームランを放ったのは、0−1で迎えた4回裏の第2打席でのこと。走者を一・二塁に置いた状況でライトスタンドへたたき込んでみせた。しかし、注目すべきは第1号じゃないかもしれない。

というのも、その一発がエグすぎるのだ。大谷選手は内角低めの “ほぼボール球” をすくい上げるように打ったため、普通であればライト前ヒット……なのだが、打球はスタンドへ一直線とメジャーリーガーもビックリのパワーを見せつけた。常人離れとも言える光景だけに、これにはネットも驚きの声を隠せない!

・ネットの反応

「大谷よくそのボール拾ったなw」
「大谷のホームラン意味不すぎて草」
「大谷のホームラン頭おかしいやん」
「大谷どこ打ってホームランにしてんだよ」
「軽く当てただけでなんでそんなに飛ぶんだよ…大谷君やっぱすげえわ」
「大谷翔平選手のホームラン。バット軽く振ってホームラン打ってるように見えるんだよぁ。ホームランバッターってやつか。」

などといったように、打撃センスに対して脱帽するものが多かった。なお、意味不明なバッティングはMLB.comで確認できる。今季、60試合の短縮シーズンではあるが、大谷選手は想像を超えた姿を見せてくれそうだ。

参照元:MLB.com(英語)
執筆:原田たかし