最近のゴディバはちょっとおかしい。というのも、かつてのゴリゴリセレブ向け路線から、じんわりと庶民派方向に舵を切っているようなのだ。例えば、750円のパフェを期間限定で販売したり、月額2160円からのサブスクを始めたり……。まぁ、「おかしのまちおか」と比べたら高いのは間違いないが、昔のゴディバに比べたら手に入れやすくなってるかと思う。

そして今回取り上げる夏用福袋にも、その路線が継承されていると言っていいのではないか? お値段は税込3240円。チョコに3000円と考えたら高いかもしれないが、ゴディバのチョコがこれだけ入って3000円だぞ。

【ゴディバサマー ハッピーバッグ 2020 D】の中身】


・ゴールド コレクション サマースペシャル アソートメント 20D (6粒入)
・カレ アソートメント 16枚入
・20 サマーハッピーバッグ Gキューブ アソートメント D(5粒入)
・パール ミルク
・限定 オリジナルクーラーバッグ


なお、ゴディバの福袋は2種類あり、私が購入したのは「サマー ハッピーバッグ 2020 D」というもの。公式サイトを見ると、「サマー ハッピーバッグ 2020 R」もあるようだが、内容はほぼほぼ同じだ。

また、それぞれの商品を定価で買ったら2倍ほどかかる点や、数量限定・期間限定(7月12日まで)である点も同じである。

参考までにお伝えしておくと、コメダ珈琲が7月17日から発売予定の『サマーバッグ2020』は税込3900円。もちろん、セット内容が全く違うので単純に比較できないが、コメダ珈琲よりゴディバの方が低価格路線というのは意外ではないだろうか?


特に、「ゴディバ=高級」というイメージが強い人ほど、「そこまで高くないな」と思うはず。それこそゴディバの作戦……かどうかは分からないが、とにかく3000円台でゴディバのチョコがこれだけ楽しめるのはありがたい限り。

ちなみに、私はゴディバのサブスク(月額2160円のコース)を申し込んでいるのだが、いちサブスク利用者の視点から見ても上の夏用福袋はかなりお得だと思う。2000円と3000円では価格が違うので当然だが、どうしても夏用福袋の方がスペシャル感がある。吉野家で言うなら、牛丼(大盛)とスタミナ超特盛丼くらいの違いがあると言っていい。


だからついつい夏用福袋も買ってしまったのだが、今思えば、それもまたゴディバの作戦だった……のかもしれない。

参考リンク:ゴディバコメダ珈琲
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.