本日2020年6月19日より全国のユニクロとユニクロ公式オンラインストアで、ついに噂の『エアリズムマスク』が発売開始となった。大人気素材 “エアリズム” であることはもとより、マスク無しでは生きられぬこのご時世、世間の注目度は異常なほど高い。

ロケットニュース24ではその『エアリズムマスク』を華麗にゲットォォォオオオ! 使い心地をウソ偽りなく正直にレビューする。果たして、大注目の『エアリズムマスク』は “買い” なのか? それとも……。

・行列の果てに

私、P.K.サンジュンが『エアリズムマスク』を購入した新宿のビックロでは9時半の時点でおよそ300人の行列が。各サイズ1人1点のみ購入可能で、サイズはS・M・Lが用意されていた。価格はそれぞれ税抜き990円で、1パックに3枚のマスクが入っている。

「これ買えるのかよ」と不安になりつつ並んだ結果、Sサイズは売り切れていたものの、結局20分ほどでMサイズとLサイズをすんなりゲット。オンラインストアは既に売り切れで、即完売した店舗も多いようなので「運が良かった」としか言いようがない。

・エアリズムマスクの特徴

それはさておき、まずはユニクロが発表している『エアリズムマスク』の特徴をご覧いただこう。


・高い防御性能を実現するユニクロ独自の3層構造
・洗濯後も効果が持続する「高性能フィルター」
・不織布やコットンのマスクとは一線を画す、なめらかな肌ざわり


詳細についてはユニクロの公式ホームページをご確認いただきたいが、かいつまんで言うと「防御性能が高くエアリズムな付け心地の洗えるマスク」ということになるだろう。マスクしての機能性が高くてなめらかな付け心地、さらには洗えるなんて、これだけ人気になるのも頷ける。

・着けてみた

さて、ここ数年はエアリズムのパンツしか履いていないエアリズムLOVEの私は、胸を躍らせながら『エアリズムマスク』を装着することに。成人男性向けだというLサイズのマスクを着けてみると……!


あっ……気持ちイイ♡


口に当たる部分は正真正銘のエアリズムで、いつものサラサラ感が優しくクールに口元を覆ってくれる。これはイイ! ……と思ったのも束の間、マスクを装着した10秒後には別の感情が湧き出てきた。


息苦しい……ぶ厚すぎる。


そうなのだ、端的にエアリズムマスクはかなり厚みがあるのだ。感覚的には一般的な「不織布マスク」を2~3枚同時に付けているのと同レベルで、少なくとも夏場や運動の際の着用には不向きに違いない。むしろ「冬専用マスク」「室内専用マスク」と言っていいくらいの厚みがある。

・「付け心地」と「快適さ」は別

おそらくこれは、先述した「高い防御性能を実現するユニクロ独自の3層構造」の結果なのだろう。確かにぶ厚いぶん、単純に “守られている感” はあるが、暑くなってくるこれからの時期に私は屋外で『エアリズムマスク』を使用しない。するとしても、空調の効いた室内やオフィス限定だ。

結果的に、確かに付け心地はいいが厚みを考慮すると「快適かどうか?」には疑問が残った。少なくとも「通気性抜群のサラサラマスク」をイメージしているとしたら、だいぶ違うということは申し上げておきたい。しばらくは品薄になる気配が濃厚だが、屋外での使用をお考えなら夏が終わってから購入してもいいのではないだろうか?

というわけで『エアリズムマスク』は、肌触りはイイがマスクとしての機能がしっかりしているぶんぶ厚い、ということになる。『エアリズムマスク』の購入を検討している方は、ぜひ参考にしていただきたい。ズバリ、そこまで焦る必要はない。……と思う。

参照元:ユニクロ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼「通気性抜群のサラサラマスク」ではないゾ。