新型コロナウイルスの影響で外出の自粛を余儀なくされ、家で仕事をしていたらどうしても「カップラーメン」にお世話になる機会が増えた。記者は「ここ10年で最高ペースの勢い(当社比)」でカップラを消化。おそらく同じような人も多いのではなかろうか。
確かにカップラーメンはウマい。そのままでも余裕でおいP……のだが、せっかくならもっと美味しくカップラをいただきたいもの。そんなとき登場する「ちょい足し」で、あなたは何が最強だとお考えだろうか? ネット上には「にんにく最強論」もあるようだが、個人的には『にんにく+ゴマ油』こそ最強だと確信している。
・にんにくは確かに最強だけど
カップラーメンに にんにくを足したら激ウマ──。あたり前である。それは生物が呼吸をするくらい自然な現象であり「キヨスクは駅の中」と同レベルの常識。そんなあたり前すぎる知識でドヤられたところで、こちらとしても「お、おぅ」としか言いようがない。
だがしかし、一部ネット上の「ちょい足し最強論」は「にんにく最強」で完結してしまっているようだ。確かに言いたいことはわかる。……わかるが、にんにく様はある食材と交じり合うことでさらなる進化を果たすのだ……そう、ゴマ油である。
にんにくとゴマ油の相性の良さを疑う人はいないハズ。個人的には「山椒 + パクチー」「ハチミツ + チーズ」と並ぶ “3大相思相愛食材” だと確信しており、当然のようにカップラーメンとも合う。というか、最近のカップラ生活で改めてそのウマさに感動している次第だ。
・チューブよりも桃屋の刻みにんにく推奨
要するに、カップラーメンを食べる直前に「にんにく + ゴマ油」を投入すればいいだけなのだが、個人的にはチューブのにんにくではなく「桃屋の刻みにんにく」を推したい。もちろんチューブでも十分にウマいものの、よりこだわるならば「にんにくよりウマいにんにく」として知られる「桃屋の刻みにんにく」一択だ。
また、ゴマ油は絶対に入れ過ぎないように気を付けたい。とにかくゴマ油は香りが強いので、入れ過ぎるとラーメンそのものの味を台無しにしてしまう。少量でもゴマ油の存在感が消えることは無いので、ビギナーは数滴のゴマ油から始めることをオススメする。
加えて「にんにく+ゴマ油」のスゴいところは、ほぼ全てのラーメンに合うということ。しょう油・味噌・塩などの基本形は当然として、シーフードやカレー、さらにはカップ焼きそばもイケる。この守備範囲の広さも「にんにく+ゴマ油」の魅力だ。
・合わないのは…
ただし「トムヤムクン味」だけは合わない。というか、ゴマ油がかき消されてしまう。1度「あれ? 少ないかな?」と思いゴマ油を多めに投入したところ、何が何だか意味不明な味になってしまったので「トムヤムクン味」は避けた方が無難だろう。
というわけで、いつもは にんにくだけをちょい足している方は、ついでに「ゴマ油」の活用もオススメしたい。しつこいようだが、にんにくは「桃屋の刻みにんにく」で、ゴマ油は入れ過ぎないようにご注意あれ。
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.