2020年5月13日より、全国のマクドナルドにて「チキンタツタ」が復活。それと時を同じくして投入された、新商品の「チキンタツタ めんたいチーズ」と、17時以降の夜マック限定での「ごはんチキンタツタ」に「ひとくちタツタ」。

きっともう食べた方も多いだろう。筆者もさっそく全種類制覇した。とても美味しかった。しかし、程よい満足感と共に、ある疑問がわいてきた。Hey ドナルド、「チキンタツタ めんたいチーズ」はあるのに、なぜ「ごはんチキンタツタ めんたいチーズ」は無いんだい? めんたいフレーバーとパンの相性は最高だ。しかし、ご飯とならもっと合うはずだ。そうだろう? 

・作った

ということでDIYすることに。方法は簡単だ。まずは「チキンタツタ めんたいチーズ(税込390円)」と「ごはんチキンタツタ(税込440円)」を用意。「チキンタツタ めんたいチーズ」の上下のパンを外して、その中身を「ごはんチキンタツタ」のご飯で挟むのだ。


思っていた以上にチーズとパンの癒着が激しかったが、そこもどうにかクリア。


ほどなくして「ごはんチキンタツタ めんたいチーズ」が完成。残った方は「ごはんチキンタツタ」の中身をパンで挟んだものなので、ほぼ「チキンタツタ」と呼んでいいだろう。それはともかく、待望の「ごはんチキンタツタ めんたいチーズ」を食べてみようではないか。


・あっ

絶対美味いに決まってるしな。何ならチキンタツタ系で最も優秀なバーガーを誕生させてしまったのでは? どれどれ……


……


あっ……


……


……


そういう感じ?



不味くは無いぞ。それなりに美味い。良い線行ってると思う。だが……なんだか思い描いていたのとちょっと違う。当然ながら、めんたい味とご飯の組み合わせは良い。チーズも悪く無い。しかし、チーズ付近についているマヨネーズだか何だかわからないが、そっち系のソースのオイリー感と酸味がご飯とイマイチ合わない。

ネトネトするし、ソースの酸味で明太子味がぼやけてしまった。なんなら明太味のソースも、明太マヨネーズ的なオイリーな感じじゃない方が、ご飯との相性は良いかもしれない。明太味のおにぎりに入っている明太子味のペーストのような、ノンオイルな感じのやつである。

そうか、パンだったらその辺の油分は生地に吸収されるしなぁ。ネトネトはしないよなぁ。繰り返すが、本当に不味くは無い。ただコレジャナイ感のある無感動なバーガーが誕生してガッカリしただけだ。それなりに美味いが、期待していたものほどではない微妙な感じでコメントに困る系。

ということで、「チキンタツタ めんたいチーズ」の素材をそのまま流用して「ごはんチキンタツタ めんたいチーズ」にするのは、ベストなアイディアではなかったようだ。試そうという人が世の中に居るのか疑問だが、試さない方が良いと思う。でも「ごはんチキンタツタ」と明太味のコンビネーション自体は理想の組み合わせの一つだと思うんだよなぁ。

参照元:マクドナルド
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.