どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。我が家でも「保育園なしのテレワーク」が始まり1週間と少しが経過しました。仕事の方はなんとか頑張っていますが、やっぱり先が見えない不安はありますよね。「1カ月後は大丈夫でしょ」と言えない状況がもどかしいところです。

さて、この『子供と乗り切るテレワーク』は「大人と同じく子供もストレスが溜まっているハズ。そんな子供と楽しめるイベントやガジェットを紹介する企画」で、これまで「トランポリン」「白玉だんご作り」「泡風呂」をご紹介してきました。そして今回は「うどん打ち」を失敗しないコツと共にご紹介しましょう。

・綺麗事だけでは済まない

うちの3歳と7カ月の娘は、生後半年から保育園のお世話になっています。大型連休などを除けばこれほど長い時間を娘と過ごすことは初めての経験なので、考えようによってはとても幸せな時間を過ごしているのかもしれません。


一方で、仕事の生産性は著しく低下しているうえ、娘もストレスが溜まってきたのか、普段ならあり得ないワガママぶりを発揮していることも事実です。このテレワーク期間は綺麗事だけで済まされない「親子の真の絆」が試されているのではないでしょうか?

もちろん私は娘のことを世界の誰よりも愛していますし、可能な限り何でもしてやりたい気持ちはあります。ただ、仕事中に「見て! 見て! 父ちゃん見て!!」と連呼されてもその全てには付き合い切れません。それこそ “ソーシャルディスタンス” ではありませんが、親子と言えど適度な距離が必要だと思うのです。なんとなく……わかりますか?


・初めてのうどん打ち

前置きが長くなりましたが、今回娘を楽しませるために思い付いたのが「うどん打ち」です。私自身は未経験だったんですが、基本は小麦粉をこねるだけなので簡単そうですし、子供は粘土遊び感覚で「こねくり回す作業」が大好きです。ただ、初めてで時間が読めなかったため、今回は休日に初の「うどん打ち」に挑戦しました。

参考にしたのは「日清製粉」のうどん打ちレシピです。分量はそちらのホームページをご覧いただくとして、まずは娘と一緒に「うどん打ち動画」を鑑賞しました。娘の気持ちを盛り上げつつ、私自身もうどん打ちレシピを理解する必要があったので、結果的には一石二鳥だったと思います。

肝心のうどん打ちですが、小麦粉に食塩水を入れて生地にするまでは私が担当しました。このブロックだけは手早く済ませる必要があるようなので、娘には「食塩水を小麦粉に入れる係」を任命。とにかく “一緒に参加してる感” を出すことが大切だと思います。

その後は厚手のビニール袋に生地を入れて、娘が足で踏むターンに突入。「がんばれー! 上手だよー!!」と声援を送りつつ、生地を踏んでは丸め、丸めては踏む作業を5回ほど繰り返します。その後1時間ほど生地を寝かせ、さらにチョイこねと短時間の寝かせを経て、いよいよ伸ばし & カットに入ります。

ちなみに、麺を伸ばす麺棒は100円ショップ「キャン★ドゥ」で発見しました。「無ければすりこぎでいいか」と思っていたんですが、100円ショップの品揃えは本当にすごいですね。その麺棒で生地を伸ばす作業はまあまあ力がいるので、娘には形だけ参加させて残りは私が引き受けました。

・最大の難関とコツ

で、うどん打ち最大の難関は「カット」の作業なんですが、とにかく打ち粉をケチらず、たっぷりと使用した方がいいでしょう。最初「汚れるのがイヤだな」と思ってパラパラとしか打ち粉をしなかったんですが、これが大失敗。打ち粉をたっぷりしないと切った麺がくっついちゃうんですね。

くっついてしまうと、また丸めて、伸ばして……という作業を繰り返すことになるので、10本くらい麺を切ったら、しっかり打ち粉をして麺をほぐした方が無難です。たっぷり打ち粉をして小まめに麺をほぐす、これが初めての「うどん打ち」のポイントではないでしょうか。

あとは茹でて食べるだけなんですが、娘は普段の倍くらい食べてくれました。自分で作って美味しく感じる効果もあったのでしょうが、実際に美味しいんですよ。寝かせる時間を含めるとやや時間がかかりますが、作業自体はとてもシンプルなので、初めての方でも高確率で美味しいうどんが出来上がると思います。

打ち粉をしても思ったより部屋は汚れませんし、1度経験してしまえば「平日でもやってやれないことはない」と感じました。最初は多めに時間を取れる休日のうどん打ちをオススメしますが、慣れてくれば平日のイベントにもなるのではないでしょうか。しかも低コストで本当に美味しいので、自信を持ってオススメします。

というわけで、今回は「うどん打ち」を取り上げました。引き続き、インスタグラムとTwitterでナイスアイディアを募集していますので、コメントをお寄せいただけると幸いです。綺麗事だけでは済まないこの期間を、なんとか親子愛で乗り切りましょう。

参考リンク:日清製粉グループ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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