ここ1カ月ほど、セブンイレブンの「冷凍大学いも」を日本で1番消費しているのは、おそらく私、P.K.サンジュンだ。正式には『カリッと食感大学いも』──。ハッキリ言ってこいつのせいで、私はデブ街道まっしぐらである。ただし、やめる気は……サラサラない(キリッ)。

さて、その「冷凍大学いも」は税込価格192円。ぶっちゃけ、毎日ウン袋ずつ食べていたらデブ化と貧乏化が同時進行してしまう恐れがある。なんとかお安く済ませる方法はありませんか……? そんなときに思い付いたのが「冷凍大学いも」の本家『らぽっぽ』である。

・2つは同一商品

ちょっと詳しい人ならばご存じかと思うが、セブンの「冷凍大学いも」と、らぽっぽの「ナチュラルスティックポテト」は完全体の同一商品である。そもそも10年以上前から らぽっぽの看板商品であった「ナチュラルスティックポテト」を、6年ほど前からセブンがプライベートブランドとして販売しているというワケだ。

らぽっぽは駅構内やデパートなどに店舗展開しているケースが多いが、店舗数的にいつでも気軽に足を運べる店ではない。その点、セブンの守備範囲は言うまでもなく広いから「気軽にナチュラルスティックポテトを購入できる環境」を整えてくれた両社には、改めて感謝の気持ちでいっぱいだ。本当にありがとうございます。


だがしかし──。


端的に言ってセブンの「冷凍大学いも」は少なすぎる。フードファイターの1 / 10程度の戦闘能力しかない私でも一瞬で食べ終わってしまう。オラはもっと冷凍大学いもを食いたいんだ……! そして思った。「もしかしてセブン割高なんじゃね?」と。「らぽっぽで買って冷凍しておけばいいんじゃね?」と──。

・重さを比較する

というわけで、やってきたのはJR上野駅構内のらぽっぽ。名物「ポテトアップルパイ」と同じショーケースに「ナチュラルスティックポテト」が並んでいた。かつては3サイズほどあった「ナチュラルスティックポテト」も、こちらの店での取り扱いは1サイズのみ。価格は税込496円だ。

あとはセブンで「冷凍大学いも」を購入し、重さを比較すれば事の真相が判明する。コンビニというだけで割高な気もするが、実際のところはどうなんだ? まずは、らぽっぽの「ナチュラルスティックポテト」を計測してみると……。


195グラム / 496円(1グラムあたり2.54円)


……なるほど。お次にセブンの「冷凍大学いも」を計測することに。すると……


103グラム / 192円(1グラムあたり1.86円)


マ、マジか。……セブンの方が割安やんけ! 確かにらぽっぽの「ナチュラルスティックポテト」にはスライスアーモンドがトッピングされているため、全く同じ商品とはいえないかもしれない。だがしかし、主役はあくまでイモであることを考えると、セブン優位は変わらないのではなかろうか。意外過ぎる……!

さらに、パッケージには90グラムと記載してあるのに、実際は103グラムも入っていたセブン様の心意気と言ったら……! 疑ってすみませんでした。どうか私をデブにお導きください。女房を質に入れてでも、冷凍大学いもを食べ続けます──。

なお、今回訪れた らぽっぽには1サイズの用意しかなかったが、もっとも大きいサイズならば逆転現象が起きる可能性もあるし、セブンの103グラムは入りすぎていた可能性もあることは記述しておく。ともあれ、どちらも値段以上に感動するウマさだから、まだ食べたことがないという人は1度ご賞味いただきたい。一緒にデブになろうぜ!

参考リンク:セブンイレブンらぽっぽ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼デブまっしぐらです……!