先日ネットサーフィンに勤(いそ)しんでいると、なにやら新潟県の名産品が話題となっていた。新型コロナウィルスの影響で「にいがた酒の陣2020」というイベントの開催が中止になったことが発端だ。

新型コロナでイベント中止というのは、ここ最近ではよくある話。「まあ仕方ないよな」程度の感想と共にスルーしようとしていたところ、紹介されていたある和菓子が目に止まった。「飴もなか」なるものだ。水飴が入っているらしい。とても気になる。食ってみるしかねぇ……!

・長命堂

販売しているのは新潟の長命堂飴舗という和菓子屋。実店舗はもちろん新潟だが、ググってみると公式HPや高島屋の通販。または各地の新潟県のアンテナショップなどで購入可能なようす。

ちなみに筆者は、表参道にある新潟館ネスパスにてゲット。値段は5個入りで税込み705円だった。パッケージには、すげぼうし 的なものをかぶり、雪ぐつを履いた女性のイラストが。トラディショナルジャパニーズ雪国装備的な、そんな感じ。


賞味期限はそこそこ長く、筆者が買ったものの賞味期限は2カ月弱先だった。原材料は水飴、もち米、寒天、そして砂糖とシンプルだ。「飴もなか」がいつからある和菓子なのかはよくわからないが、公式HPによると少なくとも昭和6年、つまり1931年にはすでにあったことがうかがえる。


ところで、筆者が現在住んでいる埼玉には、CMの知名度に対して食べたことのない埼玉県民が意外に多い「十万石まんじゅう」という銘菓があるが、それよりも歴史がある。それだけの歴史がある以上、「飴もなか」もまた立派な新潟銘菓と言えるだろう。

中身を取り出してみると「飴もなか」と書かれており、隣には翁の面だろうか? そんな感じの模様が。なお反対側には「長命堂」と入っていた。皮の部分はいたって普通のもなかである。


しかし、割ってみると……



透明な水飴が糸をひいて伸びる。こういうのに無条件でテンションがあがるタイプの人間は一定数いるだろう。私もまたそのタイプなので、しばらく一人で「フフッ」などとニヤニヤ笑いながら伸ばしたり縮めたりして堪能した。なお、成分通り中身は水飴のみ。


味は実に素朴で、古き良き和菓子感がある。古き良きなどと言っておいてなんだが、よくある餡子(あんこ)入りのもなかと比べると、その食感は圧倒的に新感覚。これは良いものですな。熱いお茶などと一緒にモサモサと食べたいところ。

話の話題にもなるだろうし、ビジュアル的にも映え感がある気がする。そして味はちゃんと王道的な和菓子感あふれるものだ。全国のもなか好き、水あめ好き、伸びるもの好きは、是非最寄りの新潟関連のショップなり、オンラインストアなりでゲットして食べてみてくれ!

参照元:長命堂高島屋
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.