
2020年も2月半ば。1カ月半があっという間に過ぎ去ってしまったわけだが、あと1カ月半すれば新年度がやって来る。多分「ああっ」という間だ。
ところで、新年度と言えば新入社員である。初めての出社って怖いよな。分かるよ。私(中澤)も5年前、ロケットニュース24に初出社する時めっちゃ怖かったもん。ちょっと昔話をしようか。私が出社して2週間、1番怖かった人の話だ。
・初出社の緊張
その人の名前は和才雄一郎。現在はロケットニュース24の副編集長である。誰に対しても穏やかで紳士的な姿勢は「仏の和才」と言ってもいいかもしれない。新人の私は出社して2週間、そんな和才に怯えていた。めちゃくちゃ怖かった。理由はある出来事に由来する。
順を追って話そう。そもそもロケットニュース24編集部に来る前、ライター経験がないだけではなく無職だった私。ずっとフリーターで就職したこともなかったので、会社への初出社というだけでも緊張するのにそれがウェブメディアだったのである。死ぬ。震え死ぬ。
・何かを隠している
そんな不安に反して編集部はめっちゃ普通だった。アパートの1室の扉を開けると、ほのぼのと出迎えられ、自己紹介が始まったのである。
おかしい。ただでさえネット上の百鬼夜行であるはずのウェブメディアの編集部がこんなに普通であるわけがない。不信感を覚えた。まさか私が逃げないように何かをカモフラージュしているのか? 今にして考えると、その自己紹介が事件の始まりだった。
・和才が来ない
編集長のGO羽鳥が編集部員を紹介していく。「佐藤さんです」「沢井メグです」「P.K.サンジュンです」「あと、和才っていうのがいます。今はいないけど」
──1日目、和才はそのままずっといなかった。
2日目も3日目もいなかった。
1週間経ってもいなかった。
「今は」じゃねェーーーーーーッ! 毎夜のように私は枕に叫んだ。和才どこいったァァァアアア!!!
・和才の行方
しかし、まるで和才がいない理由に触れるのは禁句であるかのように、「和才はね……アレだから」的な感じで誰も和才の詳細に言及しない。何? 和才、死んだの? え? 今はいないってそういうこと? みんなの心の中では生きてる的な?
気になりすぎるので、意を決して和才のことをGO羽鳥に聞いてみた。羽鳥さん、和才さんってどこにいるんですか?
GO羽鳥「イタリア」
──とりあえず「天国」という答えじゃなくてよかったが、あかん……全然打ち解けられる人な気がしない。当時、1人で海外に行ったことがなかった私は、海外は恐ろしいところというイメージしかなかった。街でスリにあったり、拳銃突きつけられるのなんて当たり前。その海外にこんなに長い間行くなんて肉体的にも精神的にもタフな男に違いない。
しかも、イタリアと言えば『ゴッドファーザー』の舞台。ひょっとしたら、和才はマフィアなのかもしれない。むしろ、拳銃を突きつける側だからこそこんなに長い間海外にいられるに違いない。そして、ロケットニュース24とマフィアの仲介役となっているのだ。こういうよくわかんない組織の裏には大体黒い繋がりがあるって聞くし。
とんでもないところに来てしまった。初日からずっとみんなが隠していたのはこれだったんだ。和才怖すぎる。なんとか和才と関わらない方法はないのか。
・ついに和才が出社する
だが、2週間経ったある日、GO羽鳥が突然言った。「そっか。今日から和才戻って来るね」と。オイオイオイ! サラッと何言っちゃってんの? と思うが早いか扉が開く! そして、小走りで入ってくる見知らぬ男!! 殺されるーーーーー! だがしかし!!
和才はただの仏だった。
物腰は柔らかく、ふにゃっとした笑顔は見るからに良い人で悪の欠片もない。初対面だった私にも丁寧なあいさつをして席に着くと和才は普通に仕事をして帰っていった。その後数年間、一緒に働いて、今では「責任感のある人だなあ」と感じる。
思い込みって恐ろしい。一面的で少ない情報から想像することによって仏が悪魔にも変わる。そして、下手するとそれがあたかも真実のように見えてしまうのだ。あなたは勝手な思い込みで人を判断してしまってはいないだろうか?
執筆・イラスト:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
中澤星児


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