ツインテールが好きだ。見た目の華やかさもさることながら、漂うイノセントな雰囲気は唯一無二! ぴょこぴょこ揺れる2本の尻尾は、アニメにおいてツンデレ元気っ娘の象徴と言えるだろう。ツインテールを見るだけで血潮がたぎる紳士は全国に3000万人くらいいるに違いない。

本日11月22日はそんなツインテールの記念日「いいツインテールの日」DA! ツインテール万歳! ツインテール無敵!! ツインテールが最高すぎるのでオッサン9人でツインテール出社してみた!!!

・ツインテール出社とは

説明しよう。「ツインテール出社」とはツインテールで出社することである! 30代~40代後半のオッサンが集うロケットニュース24編集部。新宿2丁目の雑居ビルでひたすらパソコンを打っている我々の日常は色褪せている。ツインテールよ、そんな我々に彩りを与えたまえ!

・中澤星児のツインテール出社

39歳の私(中澤)。ロケットニュース24編集部の中で年齢的には真ん中くらいだが、ポジションは完全に下っ端である。


というわけで、一発目にいかせていただきます! 死して屍拾う者なし! 一番槍こそ我が生きがい! 40歳を目前にした男の生きざまがこれだ!!

ツインテールにしてみて思ったのは、アニメみたいなツインテールを作るのが意外と難しいということ。立てようとすると、髪の束が上部の後ろに行ってしまい、前から見た時あんまりツインテールっぽくならないのである。ちょっとハゲてるからだろうか


髪を結っている最中、どの位置で結んだら綺麗なツインテールになるのかがかなり掴みづらい。自分でやるにはフィールドを上から見渡せる鷹の目が必要なように感じた。


・原田たかしのツインテール出社

続いて出社してきたのは37歳原田たかし。ロケットニュース24編集部の中では若い方に入る原田だが、ロケットライター歴はかなり長い。

それゆえか、他のメンバーに比べてその苦労が肌に出ている気がしないでもない原田。とは言え、37歳の社会人として見るなら、最も年相応の外見をしている人物と言えるかもしれない。そんな37歳オッサンのツインテール出社の様子がこちら。

原田たかし「ツインテールにするためググったら位置によって印象が変わる(大きく分けて3種類)みたいで、実は奥が深いんだなぁと気づかされた。高めの位置でツインテールするのが「華やか」とのことだったのでやってみたが、私の場合はちょっとした変態さんに……」

原田たかし「でも世の中、やってみないと分からないことってたくさんあるのでイイ経験になった。せっかく今日はツインテールの日だから、女性はもちろん男性も鏡を見ながら違う自分を感じてみては?」


・砂子間正貫のツインテール出社

続いて出社してきたのは砂子間正貫。木下大サーカスや、サハラ砂漠のラクダ使いなどの職を転々としてきた住所・地球のタフガイも2021年で41歳になるという


スポーティーなイメージが強いこの男はツインテールでどう変化するのか? 砂子間のツインテール出社がこちら。


ギリだな

砂子間正貫「ツインテールをするには長さが足りないかと思いきや意外とイケた。ただ、もう二度とすることはないだろう。一生の思い出になりました。そういった意味では、ありがとうツインテールの日」


・あひるねこのツインテール出社


続いての出社は36歳あひるねこ。ロケットニュース24編集部のメンバーでは最若手だが、一般的にはオッサンと言える年齢である。しかし、そんなあひるねこのツインテール出社は……

いわゆるツインテールから想像する女の子って感じの可愛さとは質が違うのだが、男の子っぽい可愛さは出ている気がする。あひるねこが14歳くらいに見えた。コメントも……


あひるねこ「ツインテールにしたからといって、世界は変わらなかった。前髪が鬱陶しくてしばるなら分かる。後ろ髪も分かる。が、ツインテールには何の意味があるのだろうか。私の場合、謎のツノが2本生えただけではないか。

……まったく無意味なような気もするが、もしかしたら無意味であるからこそ、ツインテールは尊いのかもしれない」


──と、訳の分からないことを言っていたし。はにかんでる中二かよ


・P.K.サンジュンのツインテール出社


続いてやって来たのはP.K.サンジュン。43歳で子持ちであるにもかかわらず、常にワンパクさを忘れないこの男は、毎朝出勤すると全員に声をかけるのが日課のようになっている。だがしかし……


なんか元気なくね


イノセント元気っ娘の象徴であるツインテールにして元気をなくすとは前代未聞の事態である。一体P.K.サンジュンに何が起こったというのか?

P.K.サンジュン「ツインテールとは何なのか? 俺のような髪型だとその定義すら怪しくなることがよくわかった。きっと俺のツインテール(?)を見て「あ、ツインテールだ」と思う人の方が少ないハズだ。

要するにこれは「世の中は何でもかんでも真っ二つに出来るワケじゃない」という真理なのではないだろうか? でもツインテールが似合う女性は率直に好きです」


──と、やはり訳の分からないことを供述している。どうやら、混乱しているようだ


・和才雄一郎のツインテール出社

普段男らしさを持つ者ほど混乱することが分かってきたツインテール。では、和才雄一郎ならどうか? 普段寡黙な和才。見た目は完膚なきまでに40歳のオッサンであり、普段は知将的な雰囲気すら漂わせているが、ハロウィンの渋谷に1人だけ女子向けサンタコスで出かけるなど何かにつけて女装したがる癖がある。


実は女装が好きなのではないか? そんな疑惑のある和才のツインテール出社がこちら。


ツインテールどこいった


400パーセントいつもの和才である。そこでよく調べてみたところ、頭にゴミクズのようにゴムがついていた

和才雄一郎「短髪だからツインテールは厳しかった……と言いたいところだが、髪の毛の長さ以前に毛量が圧倒的に足りないことに気づいた。それでも強引にツインテールにしたことで頭皮が悲鳴を上げていたので、家に帰ったら “いい育毛剤” でしっかりと労ってあげたい」


・Yoshioのツインテール出社

続いて出社してきたのはロケットニュース24創始者のYoshioだ。アホの上司としてその名を轟かせるYoshioももう40歳。いくらアホと言えど、ツインテールでの出社はキツイかもしれない。と思いきや……


笑顔で来た


Yoshio「髪の毛が短すぎるため、見た目ツインテールにならなくて残念。あと強引に髪を結んだので、抜け毛が増えた。ツインテールは尊いのかもしれない」

──最後があひるねこのコメントをパクっているのはアホなので仕方がないとして、分かるのは頭皮へのダメージだ。和才も供述していたが、オッサンの弱った頭皮にツインテールは命取りになりかねないのかもしれない。


・GO羽鳥のツインテール出社

続いては42歳の編集長GO羽鳥の出番。女装アイドル・レイちゃんというもう1つの顔も持っている。言わばプロだ。そんなプロのツインテール出社は……


バッチリ仕上げてきた

なぜだろう? みんなツインテール出社しているはずなのに、本記事始まって以来、初めてツインテールを見た気がする。髪の長さ、強さ、テク、気持ちが合わさって初めて実現するのがツインテールという髪型なのかもしれない。

GO羽鳥「ツインテールしながら頭をユサユサとヤシの木のように揺らすと「ツインテールにしている」という気持ちが強調され、なんだか楽しい気持ちになってきた。そのままピョンピョンと跳びたくなるくらいに。どうりでツインテールの子は元気なわけだな! と納得した」


・佐藤英典のツインテール出社

最後にやって来たのは佐藤英典48歳。繰り返す佐藤英典、48歳。佐藤英典、あと2年で50歳。この時点で「今までよく頑張ったね」と言ってあげたい衝動に駆られるが、もちろん、そんな佐藤英典にも容赦なくツインテール出社してもらう。これがあと2年で50歳の男の雄姿だ


こ、これは……


『ドロヘドロ』みたいになってるゥゥゥウウウ!!

女性がツインテールにした時みたいな可愛らしい印象ではないのだが変にハマっている。白髪と金髪のバランスのためかどこかサイバーさを感じた。


佐藤英典「自分で思ってたよりも似合うことがわかった。もう少し長いともっと良さそうなので、伸びたらまたツインテールにしたいと思う


・いつもと違う自分になれる

というわけで、全員が初めての経験だったツインテールだが、可愛い女の子じゃなくとも意外と似合うケースがあるということが判明した。また、ツインテールで仕事をすることによりいつもと違う自分になれた気がした。


これだけ知れ渡った今においても、まだ新たな魅力が見つかるツインテールはまことに奥深い髪型と言えるだろう。ツインテールを愛する紳士たちは本日11月22日「いいツインテールの日」、ツインテール出社をしてみるのも良いのではないだろうか。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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