ただでさえ野郎メシのイメージが強い「伝説のすた丼屋」であるが、本日2020年1月29日より発売となった新メニュー『パワフルバーグ合盛りすた丼』の場合、そもそものコンセプトが狂おしいほどに漢(おとこ)なので覚悟が必要だ。

いやまさか、すた丼の肉山の中にハンバーグを丸々1個ブチ込んでくるとは思わなかったぞ。やることが完全にパワー系のそれというか、いつまでも変わることのない男子的メンタリティーには感動さえ覚えてしまう。まあ要はバカだ、バカ! さっそく食いに行くぞ! バカ最高ォォォォオオオ!!

・期待の新メニュー

ここのところ、いい感じのヤバイ商品を立て続けに発売している「すた丼屋」。前回食べた『トリプルすたみな爆肉丼』なんて、最終決戦みたいな内容で震えたものである。当然、今日から始まる『パワフルバーグ合盛りすた丼(税込920円)』にも期待したいところ……なのだが。

食券機を前にしてとんでもないことに気付いてしまった。そうか、今日は29日で「肉の日」だったんだ! 貼り紙によると……何ーーー!? マママ、マジかよ! すた丼の肉50%増量キタァァァァアアア!!


その結果……

肉の山の中に……


え?


なんかおる。


箸でよけてみると……。


こ、これは……!


ハンバーーーーーーーグ!!!!!!!

・まさかのダブル主演

なんと増量された肉の隣に、ハンバーグが丸ごと1個ねじ込まれていたのである。ちなみに、ハンバーグが「すた丼屋」に登場するのはこれが初めてとのことだ。いや、ならハンバーグ単体でもよかったろ! 両A面シングルかよ!! しかし、この過剰さこそ「すた丼屋」の本領と言えなくもない。


肉をかき分けるように食べ進め、

いざハンバーグにかじりつく! も……むむ? 「すた丼屋」によると、フライヤーで揚げることで外はカリッ&中はジュワッの新食感になっているという話だったが、私(あひるねこ)が思い出していたのは、子供の頃に食べたお子様ランチのハンバーグだった。

・懐かしい(?)味

そう、あらびき感のある肉っぽさとはまるで無縁で、なんかこうやたら柔らかいのだ。いや、ソースはニンニクが効いているし、これはこれでウマいが、どこがカリッやねんという気はちょっとしてしまったな。もしかして揚げ忘れたのだろうか? まあ、普通揚げないもんね。ハンバーグって。

こうして、豚肉のチェイサーにハンバーグを食べるという狂気の野郎メシタイムがしばらく続くことになる。肉、ハンバーグ、肉、ハンバーグ……。途中で「いやどっちも肉だろ」「ハンバーグはチェイサーではない」と気付きながらも、やはり極上にハピネスなひと時だ。我、カロリーを一身に浴び。

・できれば今日行け

ちなみに360円(税込)追加すると、ハンバーグが2枚になって総重量450gを超えるらしいぞ。なるほど、いよいよ戦争だな。期間限定なので食べたい人は急いだ方がいいだろう。今日中に行けば肉1.5倍だ! きっとあなたはそこで、ハンバーグの正しい使い方を知ることになる。

参考リンク:伝説のすた丼屋
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼ごちそうさまでした。