せっかくの正月なのに福袋を開けては記事を書き、福袋を開けては記事を書き続けている当編集部。中でも もっとも虚無な気分になるのはヴィレッジヴァンガードの福袋を開けている時である。俺は一体何をやっているんだ……? そんな自問自答も、もはや恒例行事と言っていい。

さすがにもう何が入っていようが驚かなくなったのだが……アカン。今年の「ピンク福袋(税込3600円)」はヤベーぞ。マジで最強来たかもしれん。

・淡い期待

秀逸なPOPが多いヴィレヴァン。特にピンク福袋に書かれていた「10年に1度の当たり年」というフレーズには思わず心が躍った。どの口が言うんだお前という呆れた気持ちと共に、何か面白いことが起こりそうな予感がビシビシ感じられたのである。


ところが……。


そんな私(あひるねこ)の期待は、一瞬にして粉々に砕かれることになる。早々に中身を公開してしまおう。

・ヴィレッジヴァンガード「ピンク福袋(3600円)」の中身

・令和クッション
・金のハット
・世界一センス
・2020メガネ
・2020金メダル
・優勝台
・スケボージャパン

※福袋なので中身が違う可能性があります。

おい嘘やろ! 何だよこれ! 何なんだよこれッ!! 使えそうなものが1個たりとも入ってねーじゃねーか! まさにゴミを極めしトップオブゴミ。今年最強、いや歴代屈指のゴミ袋が降臨なさった瞬間だ。にしてもヴィレヴァンよ、これはちょっとヤベーって!

・飛ばしすぎ

それがゴミかどうかは置いておいて、ヴィレヴァン福袋には普通、目玉商品的なアイテムが一つは入っているはずなのだが……え、このクッション!? この微妙なサイズのクッションが目玉なの!? それもう ただの節穴だろ! 眼球よこせよ!!

何がヤバイって、クッション以外は本気で純然たるゴミしかないのである。身に着ける系が多かったので、試しにすべて装着してみたところ……


世界で一番面白くないヤツになってしまった。

・悪夢

フニャフニャのハット帽に「世界一」と書かれた扇子、そして金のメガネと金のメダルという実用性ゼロ以下のゴミが勢揃いだ。仮にパーティーグッズだとしても、あまりに実力不足が過ぎやしないだろうか。普通の人間には不適合なグッズと言わざるを得ない。ところが……。


なぜか佐藤にはハマった。

・天賦の才

こんなゴミの集合体をも自分のものにしてしまうパイセン。さすが世界の佐藤だ。インターネット界の生ける伝説なだけはある。ヴィレヴァンよ、驕ることなかれ。お前たちの数歩先には、常に佐藤パイセンがいる。


– 完 –

参考リンク:ヴィレッジヴァンガード「2020年福袋」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼圧倒的な戦力。

▼さすがパイセンだ。