インスタ女子なら誰でも憧れる、海外の映えスポット、ギリシャにある「サントリーニ島」。青い海にカラフルな家並みが立ち並ぶ、有名な観光地だ。

そんな「サントリーニ島」の気分を、日本でも味わえるスポットはご存知だろうか? その場所とは、沖縄県宮古島市の伊良部島にある「佐良浜(さらはま)漁港」である。

今回初めて宮古島に来た私(耕平)だが、たまたまバスで移動していた際、日本の漁港には似つかわないカラフルな街並みを見て深く感動。その後、実際に街を歩いてみたので、感想をお伝えしようと思う。

・佐良浜漁港への行き方

佐良浜漁港への車での移動時間は宮古空港から車で約30分、LCCが発着している下地島空港からは約15分で到着する。

ちなみにバスで移動する場合、最寄りのバス停は「佐良浜港」で、「共和バス」という会社が運営している路線しか移動手段が無い。

共和バスは宮古空港、下地島空港ともに直通のバスが無く、宮地空港からは「宮古協栄バス」の新里宮国線で「公設市場前」というバス停まで移動して、乗り換える必要がある。

一方、下地島空港からはバスの運行本数がほとんど無いので、タクシーで空港から一番近くの「国仲公民館前」というバス停まで移動して、そこからバスを拾って移動することになる。

下地島空港から移動する場合、時間ロスを気にする人だったら、タクシーでそのまま移動する方が賢い選択だと言える。トータルで1000円も変わらないからだ。

ちなみに私(耕平)は、うっかりミスで下地島空港からのバスが無くなってしまい、約40分かけて「国仲公民館前」まで歩きバスに乗って移動したので、ある意味一番コスパが高い選択だったが、到着して早々、グッタリする羽目になった……。


・インスタ映え必至の集落!

結局、バスの待ち時間を含めて約1時間半かかり、ようやく佐良浜漁港に到着!


「えっ? これ、テレビで見たアレじゃねぇ!?」

まさに世界トップレベルの絶景スポットと言われている、ギリシャの「サントリーニ島」を彷彿させる。日本でも類を見ないカラフルな家が立ち並び、なおかつ歴史も感じさせるインスタ映え必至のロケーション!

漁港からの景色も素晴らしく、「ここ、日本かよ?」と思わせる風景が次々と飛び込んでくる。

ちなみに、ここ佐良浜漁港はカツオ漁で有名らしく、私(耕平)も当日はご当地のカツオ丼をガッツリ頂きたかったのだが、訪れた時間帯が悪く、お店は閉まっていた。残念……。


・集落に潜入!

外観は前述の通り、素晴らしいの一言に尽きるが実際、集落の中はどうなっているのだろう? せっかくここまで来たのだから、潜入しない理由がない。


漁港から集落につながる坂道を登っていくと……。

さすがに歴史がある集落だけあって、良く言えば歴史を感じさせる家が立ち並ぶ。


集落の中から漁港を眺めれば風景も格別だ。


そして、さらに坂を登る。


5分ほど坂道や階段を歩いただろうか……。高台に集落の公園が見えて、漁港から見た景色とは、また変わった絶景が!!


いや〜、素晴らしいスポットを堪能させてもらった。できれば、この集落で宿泊したかったところだが、すでに宿を取ってしまっていたので、次回はもっと深く、この「日本のサントリーニ島」を味わいたい。

読者の皆さんも、宮古島に旅行に来た際には、是非この佐良浜漁港に立ち寄ってみることをオススメする!

参考リンク:伊良部漁業協同組合
Report:耕平
Photo:RocketNews24.

▼バス停「佐良浜港」からの景色

▼漁港からの景色

▼高台からの景色

▼集落内も古びてはいるが、おしゃれだ!