私(耕平)は「弁当」をリスペクトしている。理由は単純。いくつかの例外をのぞき、基本的に弁当は「出来立て」ではないから、その時点で美味しく食べさせるのは簡単じゃない。つまり、それだけハンデを背負って勝負しているからだ。

そんな思いもあって上質な弁当を日々求めているのだが、今回は千葉県木更津市の「浜屋のバー弁」を本音でレビューしようと思う。ここはテレビで取り上げられたことでも有名な店である。

・「浜屋のバー弁」とは?

「バー弁」とは、木更津の「浜屋」という老舗のお弁当店が作っている「バーベキュー弁当」の略だ。

創業昭和37年(1962年)の老舗とあって地元では知られた存在で、バーベキュー弁当は「普通盛り」「大盛り」「特製」の3種類がある。

私はちょうどお昼の時間帯にお邪魔したが、行列こそ無かったものの客足は常に途絶えない。一人のお客さんが5個まとめ買いをしていたりと、やはり地元での人気が根強い。もちろん、私のような地元以外の観光客のお客さんと思える方も、この「バー弁」目当てに数人訪れていた。

・いざ実食!

せっかく木更津まで来たということもあり、今回購入したのは一番上のランクの「特製バーベキュー弁当(820円)」だ。

この「バー弁」の特徴は、国産の豚ロースを使用していること。そしてその上から豚肉とご飯に、浜屋こだわりの「秘伝のタレ」がかけられて、弁当全体の旨味を引き出しているところだ。


それでは、いよいよ実食!



うん、美味い。普通に美味い!


メインの豚ロースは、弁当ならではの「冷めても美味い」をクリアしていて、秘伝のタレが程よいアクセントを演出している。

ただ正直な話、何かが物足りなかった……。その理由をお伝えしようと思う。


・率直な感想

ここからあくまで私の個人的な意見になるが、この「バー弁」をテレビやネットで知った時に、勝手に期待して頭に浮かんだキーワードは「ジューシー」「濃い味」の2つだった。しかし、実際は違った。

勝手に期待していただけなので違って当然なのだが、1つ目のキーワードである「ジューシー」は当てはまらなかった。とはいえ、それも納得。「バー弁」のメインの肉は豚ロースだから、薄切りで提供した方が本来の味が出るのだ。

そして「濃い味」の方は、秘伝のタレの量が心なしか少ない気がした。しかしながら、これまた勝手に期待していただけなので仕方ない。タレの量をこれ以上増やすと、浜屋が特にこだわっているという弁当用の厳選米本来の味を殺してしまうことになるのだろう。

私が期待した「ガツンと濃い系」の弁当とはジャンルが違ったが、「バー弁」の人気の秘密は実際食べてみて何となくわかった気がした。

味は全体的に濃いわけではないので、比較的女性でも食べやすいだろう。素材にこだわった「ちょうどいい旨さ」の弁当だと言える。

もちろん完食したが、私のような「ガツンと濃い系」の味が好みの人には少し物足りなさが残るかもしれない。だが、そうじゃない人には、木更津まで足を運ぶ価値はあると思うのでぜひ一度食べてみることをオススメする!

・今回訪問した店舗の情報

店名 木更津吟米亭「浜屋」
住所 千葉県木更津市富士見1-10-24 スパークルシティ木更津南側
営業時間 10:00~バーベキュー弁当が無くなり次第閉店
定休日 1月1日~1月3日

Report:耕平
Photo:RocketNews24.

▼浜屋はJR木更津駅の南口から、徒歩1分程度の場所にあるぞ!

▼弁当を買うと、次回来店から利用できる「ドリンクサービス券」が付いてくる。

▼「きさらず」じゃない。「きさらづ」だ。