去年発売された『ペヤング激辛やきそばEND』。ペヤング史上最強の激辛というだけあって、あれはマジで辛かった。台風が首都圏を直撃した際、店からほとんどの食品が消えたにもかかわらず、このペヤングだけは大量に残っていたと話題になるくらい辛いのだ。

そんな伝説級の辛さを誇る『ペヤング激辛やきそばEND』が、なんと今回フライドポテトになって発売されるという。な、何だってェェェェェエエエ!? 

・ポテト版ペヤング

ペヤングのフライドポテトというと、『特製ソース味』なる商品がすでに発売済みだ。その味について、私(あひるねこ)はキャベツ太郎みたいな味過去の記事で表現している。その数カ月後、発売元の「スイートボックス」から私宛てに荷物が届いた。

中身は『フライドポテト ペヤング激辛やきそばEND風味』の実物と一通の手紙。そこにはこんなことが書いてある。


「以前に弊社のフライドポテト × ペヤングのコラボ商品をご好評いただきありがとうございました。

(中略)

今度こそ、ご満足いただける味になっているはずです。
ご賞味いただければ幸いです」

・謎の誤解

すでに十分満足しているつもりだったのだが……まあ、そこまで言うなら食べてみることにしよう。ただ先述した通り、『ペヤング激辛やきそばEND』の辛さは激しく無類。私も別段、辛さに強いわけではないので不安ではあるのだが……


とにかく食べてみる。すると……


うん、なるほど。


(かっらッッ……!!)

・あくまで激ウマ

一つハッキリ言いたいのは、食べた瞬間からMAXでウマいということだ。この際ペヤング感はどうだっていい。ピリ辛系スナック菓子として、屈指のウマさであることを断言しよう。ザクザクホクホクした『じゃがポックル』みたいな食感が、刺激的な辛みと絶妙にマッチしている。

・でも辛い

ところが、しばらく食べ進めると次第に、舌の上にピリピリとした痛みを感じ始めることになる。そうか、忘れていた……! 『ペヤング激辛やきそばEND』の辛さは遅効性なんだ。うわあああああ、口んなか痛ってェェェェェエエエ!!

ここで以前、『ペヤング激辛やきそばEND』に挑戦してマジでENDした経験がある編集長・GO羽鳥にも食べてもらうことに。まずはポテトを1本ポリした羽鳥だったが、それだけでは手が止まらず、続けざまにザクポリザクポリ。そして一言……


ウマいねこれ。

・止まらぬウマさ

そう、一度食べたらユーキャントストップ状態にガチで陥ってしまうのが、この激辛ポテトの恐ろしいところなのだ。辛さだけでなく旨みもしっかりあるため、な~んか止まんなくなっちゃうんだよな。ちなみに羽鳥によると、これくらいの辛さでは汗はかかぬとのこと。ご参考までに。

・ENDしかけた

辛すぎてENDするかと思いきや、ウマすぎてENDしかける結果となったのは予想外だったが、これはこれでハッピーなENDと言えるだろう。本商品はコンビニ各社ではすでに発売されており、2019年11月18日より全国解禁されるという。ペヤングの要素どこ行った? という気もしなくはないのだが、ウマいのは確かなのでぜひお試しあれ。

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.