失礼ながら、ぜんぜん期待していなかった。ユニクロの折り畳み傘になんて。ところが店頭で商品を手に取り、ラベルに描かれた説明を見てみると……おや? これ、もしかして隠れた機能満載系の商品かも? と。
価格は税別1500円、即購入だ。そして雨が来るたびに使っているのだが、意外や意外、これがなかなか最高で、一気に惚れ込んでいる私がいる。ということで今回は、私が感じた「6つの良いところ」を、ダダッと簡単に解説してみたいと思う。きっとみんなも欲しくなるぞ〜。
その1:大きさ(55cm)
まずは単純明快に大きさから見ていきたい。私、普段は3段の折り畳み傘を使っていたのだが、それと比べたら当然、デカい。しかし、広げた時の大きさを体験したら、この大きさも許せるというもの。なぜなら……
55cm!
私、かなりデカ目のリュックを通勤時には背負っているのだが、それも完全にカバーリングできている! 折りたたみで55cm、これはウレシイ!
その2:開閉がスムーズ
ビックリしたのが、傘を広げる時、「カチ」ってところが存在しないってこと。そのままグググっと押し込むだけでOK。何を言っているのか分からないかもしれないが、とにかく「カチッ」がなくて「グググ」だけでスムーズに開閉できるのだ。閉じるときも同様、どこを押す必要もない。
その3:袋をなくさない工夫
折り畳み傘といえば袋がつきもの。しかし、袋を紛失することもよくある話だ。ところが本商品なら絶対になくさない。傘のストラップ部分と傘袋が、「カチッ」っとした部品でつながるのだ。収納時にカチしておくのはもちろん、傘の使用時にカチしてブラブラさせとくのも良いだろう。
・その4:ストラップが光る
一見すると、なんの変哲もないストラップ、たんなるゴムひものように見えるのだが……実はこれ……
リフレクターになっているので、光に当たると反射する! 暗い夜道でも、たとえば車の光が当たればギンギンに光るので安全なのだ。こういうの嬉しいね!
その5:傘骨が回転して衝撃を受け流す
最大のギミックはコレだろう。なんとこの傘、グリップ部を持っていても、傘の骨の部分を持っていたとしても、傘骨のところがグルグルと回転するのだ。どうやら強風が吹いた時などに、この回転により “衝撃を受け流す” ことが可能らしい。ほんとかなぁ? ……ということで!
強風が吹いた時に確認してみたのだが……
たしかにビミョーに回転しながら耐えていた! もちろん完璧に受け流せるとは思っていないが、普通の傘よりは耐えていた印象がある。回転、すごいや!
その6:ひっくりかえっても即復活
もちろん、あまりにもモロに強風をストレートに食らったとしたら、「バウンッ!」と傘がひっくり返る。そんなのは当然だ。しかし、この傘なら……
即復活!
「その2」で書いたスムーズ開閉ギミックにより、あわてることなく即復活することができるのだ。また、バウンッと逆さになっても、そう簡単に壊れないタフさを私は感じた。意外とやりおる。買ってよかった。今後の相棒は君だ!
参考リンク:ユニクロ「コンパクトアンブレラ」
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24