政治家史上最高のネットリテラシーを持つと言われる河野太郎防衛大臣。日本の政治家のなかでTwitterを最も有効活用している一人ではないだろうか。

そんな河野大臣については、以前から「河野太郎とつぶやくと本人が引用リプする」と、ささやかれており、そのエゴサーチ能力が話題になっていた。が、河野大臣が察知するのは文字だけではなかった! 

Twitterユーザーが画像やモールス信号など文字と認識できない方法で「河野太郎」と表現する度に華麗に察知! しっかりと反応しているのである。そしてこの度、河野氏を表現した「楽曲」が登場した結果……我々は驚くべき事実を目の当たりにすることとなった。

・ステルス河野太郎チャレンジ

この「Twitterで河野大臣の名前を文字情報以外の手段を用いて表現し、河野大臣が気づくかどうかトライしてみる」という一連のブームは「ステルス河野太郎チャレンジ」と呼ばれている。

これまで、イラスト、アスキーアート、書き順、文字コード、モールス信号などが登場したが、すべて30分~数時間ほどで看破されているのだ。

・これならバレないやろ! ついに楽曲が登場

そんななか、ついに “河野太郎” を表現した楽曲までも登場した。投稿したのは、ピアノ系YouTuberのあきたさん(@firefoxist)だ。ピアノでセブン銀行の効果音を演奏した動画、またYouTubeの「身近な音を耳コピ シリーズ」を聞いたことがある人もいらっしゃるだろう。

さて「楽曲」で「河野太郎」を表現とはとはどういうことなのだろう? 2019年10月8日22時55分に投稿されたツイートを見てみると……その発想はなかった! そういうことか!!

あきたさんは「河野太郎」という文字を、ピアノロールに打ちこんで表現したのだ。もちろん、ひとつの曲として演奏されている。

詳しくはあきたさんのTwitter、もしくはYouTubeでご確認いただけるが、なんと荘厳で勇気が湧いてくるようなメロディだろう。専門的な知識がなくても目と耳で「河野太郎」を感じることができる。なおかつ文字として検索することは不可能だ。マジで天才の発想だ!

私(沢井)もこれならさすがにバレんやろ、バレたとしても時間がかかるだろう……と思っていた。きっと誰もがそう思っていただろう。しかし……

・数時間で河野氏に届いてしまう

あきたさんの投稿から7時間後の9日朝5時58分


「グッドアイデア、てか、ヤメレ」(Twitterより引用)


と、河野大臣は反応。見事にバレてしまったのだった。

・作曲者に聞いてみた!

残念ながら見つかってしまったが、河野大臣も言うように素晴らしいアイディアであり、そしてとてもワクワクする投稿だった。この投稿が生まれたきっかけを、あきたさんに伺ってみたところ


あきたさん「河野太郎さんに見つからないように呟くチャレンジが流行っているのを知り、そのツイート群を見てみたところ、点字、画像、モールス信号を使った作品はあるのに、まだ音楽を題材にしたものがないことに気づきました。

なぜか、これは私が作らねばという強い使命感を覚えたので、やってしまいました。日々忙しく過ごす河野大臣を癒し、元気づけられるようなメロディを意識しました」


そんな思いも込められていたとは! 第三者ながら胸がアツくなる思いである。それであんなにきっと河野大臣も癒され、明日への活気を得たに違いない。

さらに、見つかったときの気持ちについては


あきたさん「次は『ヤメレ』の楽曲も作ってみたいな、と思いました」



とのこと。それも是非聞いてみたいものである。

ステルス河野太郎チャレンジは、河野大臣のネットリテラシーの高さに驚かされるばかりでなく、世の中にある表現の多様さを教えてくれる。あきたさんの投稿が話題となって以来、また活気づいてきたようだ。

次はどんな手法を使ったチャレンジャーが現れるのか。河野大臣の職務を邪魔しないように……と思いつつも期待せずにはいられない。

参照元:Twitter @firefoxist、YouTubeチャンネル「あきた 〈耳コピ・ピアノ〉」、Twitter 河野太郎 @konotarogomame
Report:沢井メグ
Screenshot:Twitter @firefoxist , used with permission.

▼こちらが話題の曲だ!

▼YouTube版

▼以前、話題となった「セブン銀行の効果音」

▼ついついループ再生してしまう「身近な音を耳コピ シリーズ」