子育てが始まると世界が変わる。今まで気にもとめなかったことが、世の中にはこんなにあるのかと驚きの連続である。私(沢井)も長女、そして双子の長男次男を出産後、毎日が発見の連続だ。
さて、我が家の子供たちは全員0才児で保育園に入園したのだが、ここでひとつ衝撃があった。0才児にも検尿があったのだ。トイレどころか、排泄のコントロールさえできないのに検尿!? 一体どうすればいいのかプロに聞いたら……その方法が衝撃的だった!
・プロのオススメ「手しぼり」方式
0才児の検尿で、保育園から渡されたのは、採尿カップ、提出用の容器のみだ。一般的な検尿同様、朝一番の尿を採って来るようにとの指示だった。
どうしろと ……!
そこで保育士さんに聞いたところ、家庭にあるものでできる方法として以下を教えてくれたぞ。
【オムツ外れ前の採尿方法】
1. 紙オムツの上に大きめにカットしたラップを敷き、両面テープでオムツにしっかりとめる。
2. その上にティッシュやコットンを敷き、早朝にこっそり子供に装着する。
3. おしっこが出たら、ティッシュを取り出し、手しぼりでカップに入れる。
4. あとは必要な量を容器に入れるだけ。
て、手しぼり! “とれたて朝しぼり” 的な!? 手軽だけど手しぼり……世のパパママさんはいろんな経験を積みながら育児しているんだなァ。
なお、コツとしては「ラップを両面テープでオムツに貼るときはしっかりと」、そして「ティッシュを丁寧に配置すること!」。適当に配置し、ティッシュが肌にあたる面積が狭いとラップが直接お尻にあたってしまい、敏感なお子さんなら起きてしまう可能性があるそうだ。
・失敗例
ポイントさえ守れば、基本的にはうまくいくはず。しかし、私が試したところ1回目はラップとオムツをはりつける際に、やり方が甘かったのだろう。ラップがずれ、大半がオムツに吸収されるという事態が発生した。
肝心の尿はペーパーにほんの少しついた程度。握力の強い夫にしぼってもらって、事なきを得たが、準備を丁寧にすることの大切さを噛みしめたのだった。
・小児科の採尿パックは神
お金はかかってしまうが、「小児用の採尿パック」を使う手もある。こちらは小さなビニール袋に穴が開いており、穴の周りには粘着テープ。それを股にペタンと貼ると、排泄した尿がそのまま袋にたまる。あとは尿をスポイトで吸い出して、検尿容器に入れればいい。
長女が小児科で尿検査を受けたときに使用したのだが、まさに神。親にも子供にも負担が少ないのが素晴らしい。世の中にこんなに便利なものがあったとは!!!! これも育児してみないとわからないことだった!
・個人でも買えた
Amazon等で購入できるが、少量だと1枚2~300円と割高になるのがネックである。より安く手に入れたいなら大量に入っているものをママ友同士でシェアするといいかもしれない。一部の園では販売もしているようだが、いや、全ての園や市で販売したらイイと思うよ……。
沢井家では昨年までは長女だけだったので、せっせと手絞りしていたが、今年は3人、しかも提出日が1日のみのイッパツ勝負なので採尿パックの利用を検討中だ。全国のパパママさんは、検尿のときどうしてますか? ほかに良い方法があったら教えてください~!
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼オムツの代わりに、以前Twitterで話題になった「非常用オムツ」を使ってもいいかもしれない。結局、最後は手しぼりだけど
▼非常用オムツの当て方
▼いまのところ一番ラクなのはコレ! 他に良い方法があれば是非教えてください!!
ついに買った、幼児用検尿パック。オムツが取れてない子用の!
お股にペタンと貼るだけで採尿できるスグレモノで、まえ小児科で使って感動しました。
個人で買うと割高なのはわかってるけど背に腹は変えられぬ!1人で早朝から3人分採尿とか無理!😂(検尿デーに限り旦那早朝から仕事なんだもの〜) pic.twitter.com/8IJ1GDvHRJ
— 沢井メグ@翻訳者 ライター 台湾翻訳マンガ「用九商店」全5巻&「DAY OFF」好評発売中! (@Megmi381) September 2, 2019