今でもふいに思い出しては、どうしようもなく寂しい気分になる。きっと私(あひるねこ)はまだ慣れていないのだ。キミがいない世界に。松屋の最強メニュー『ごろごろ煮込みチキンカレー』がいない世界に……。

『ごろチキ』が終了して、早いもので2カ月以上が経つ。その喪失感は和らぐどころか日に日に増していくばかりだが、そこに突然現れたのが『ごろごろチキンのバターチキンカレー』である。店舗限定で販売中だった同メニューが、2019年8月6日にいよいよ全国発売されるのだ!

・元は店舗限定メニュー

7月中旬、たった69店舗という限られた店舗で販売が始まった『ごろごろチキンのバターチキンカレー』。チキンチキン言いすぎだろ! ディスってんのか!! と思いつつ、実際に食べた記者・江川の記事によれば、元祖『ごろチキ』に迫るくらいウマかったそうだ。マジかよ!

『ごろチキ』のトレードマークであるゴロッとしたチキンは今作でも健在。ルーは辛みを抑えたマイルドなものながら、チキンとの一体感は変わらず絶妙とのことだぞ。これは、なかなかどうして期待できるではないか……!

松屋によるとこの『バタチキ(仮称)』は、松屋のカレー専門店「マイカリー食堂」の人気メニュー『バターチキンカレー』をアレンジしたものらしい。風味豊かなバターの香り、そしてトマトの旨味が広がる逸品であると自信をのぞかせる。

・ファンも納得

同じく熱心な『ごろチキ』信者である当編集部のサンジュンに聞いてみたところ、『ごろチキ』が100点ならば、『バタチキ』は90点くらいを叩き出せる実力を持っているという。人によっては110点もあるのではないか? そう語る彼の表情は、実に穏やかであった。

・火曜発売

元祖『ごろチキ』が税込590円だったのに対し、『バタチキ』の値段は税込650円だ。この価格差が気にならないと言えば嘘になるが、『ごろチキ』を失った『ごろチキ難民』たちにとっての救済の星になってくれることを心から願う。来週火曜の10時より全国発売です。期待。

参照元:松屋
執筆:あひるねこ