先日、福岡県北九州市の門司港に行った際に、芋洗坂係長がオーナーを務めるお店で「ちゃんら~」を食べたのだが、そこからスグ徒歩圏内の場所に、ロバート秋山竜次さんの父親のお店『ファンキータイガーアジト』もあることを知った。マジかよ。すげーな門司港。

秋山パパのお店といえば、門司港名物の海賊船レストラン「ファンキータイガーカリビアン」を思い浮かべる方が多いだろう。こちら実は、2018年の9月に「船の老朽化」などの理由で閉店したのだが、海から陸に上がってリニューアルオープンしたのが “アジト” なのである!

・全面ピンク

かつて国際貿易で栄えた門司港エリアは、大正ロマン漂うレトロな街並みが特徴的だ。駅前のファミマも景観に配慮をして白黒だったりする。となると、お目当ての “アジト” を探し出すのも大変なのでは……と不安に思ってしまうかもしれないが、ファンキータイガーをナメてはいけない


ファンキータイガーアジト

死ぬほど派手だ。


それにしても全面ピンクとはさすがである。まさにファンキーな外観だが、「ほとんどの内外装工事を、秋山パパと店長の2人で仕上げた」というエピソードも相当ファンキー。あっぱれとしか言いようがない。

・プチ博物館

それでは店内へ。聞くところによると「陸に上がった海賊が潜伏するアジト」をイメージしているそうだが……まず目に飛び込んできたのは、満面の笑みを浮かべる秋山さんのパネルと、人気キャラのトータル・ファッション・アドバイザーYOKO FUCHIGAMIのポスターだ。海賊も土下座するレベルのインパクトである。

他にも、秋山さんが「クリエーターズ・ファイル」で披露したキャラクターの映像や写真展示などもあって見どころ満載。 “プチ博物館状態” の店内は、ファン必見と言えるだろう。

・1番人気のメニュー

さて、注文したのは、同店1番人気の「ハンバーグ in 焼きカレー(サラダ付き1500円)」。門司港周辺には様々なスタイルの「焼きカレー」が存在しているが、その中でもファンの多い人気メニューなのだとか。さあさあ、こんがり焼かれた状態で登場しました。アツアツの器から放たれる香ばしい匂いがたまらん。食欲そそるな~。

さっそく一口食べてみると……おいマジで美味いぞ。とろけるチーズが濃厚なカレーの美味しさをぐっと引き立てて、食べるほどにマイルドかつディープな旨味が増していく。恐るべしコクと旨味、ファンキー過ぎるだろォォォ!

そして、海賊船時代からの名物であるハンバーグは、超ジューシーで食べ応えもMAX。こちら国産牛を100%使用してアメリカ仕込みの味に仕上げたそうだが、こんがり焼きカレーとタッグを組むことで、美味しさのポテンシャルを最大限に発揮したと断言できる。注文に迷ったらこれでOKだろう

・ファンキーな出会いにも期待

この日、残念ながら秋山パパは不在だったが、アジトに潜伏している時には写真撮影にも気軽に応じてくれるという。名物のハンバーグ・焼きカレーはもちろん、ファンキーな出会いにも期待して同店を訪れてみてはいかがだろうか。ちなみに狙い目はオープン直後だぞ!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

名称 ファンキータイガーアジト
住所 福岡県福岡県北九州市門司区港町3-14
時間 11:30~21:00
休日 水曜日

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼「ハンバーグ in 焼きカレー」はサラダ付き


▼この日はパパ不在でした

▼オープン直後はすんなり入れたぞ!

日本、〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町3−14