ぶっちゃけそんなに盛り上がらないけれど、毎年6月8日は国際連合が唱導(しょうどう)する「世界海洋デー」。海に感謝しよう的なそういう日なのだが、そのタイミングでGoogleが公式Twitterにて水中ストリートビューの動画をアップ。
アレ? 水中ストリートビューってそんなだったっけ? なんだかとてつもなくパワーアップしてる感。さっそく見てみると……すげぇぇえええええ! 移動できるぅぅうううう! 海ガメいるぅぅううううう!!
・水中に進出したのは結構前
Googleストリートビューは結構前から水中に進出していたようで、当サイトでも約6年も前に記事にしている。
当時の記事を見るに、当時は6カ所のパノラマ写真を見ることができたようす。しかしそこはGoogle。この6年の間に水中ストリートビューは圧倒的にパワーアップを遂げていたようだ。
見ることのできるエリアが、バミューダ、カリブ海、ガラパゴスそして日本などを含めて合計13に拡大。各エリアの中で、さらにアクセスする細かい場所を選ぶことができるようにもなっている。
例えば、オーストラリアならそのエリア内で30カ所。6年前にもあったハワイのハナウマ湾はアメリカに統合され、米国内にはハワイのほかにもフロリダ周辺海域が追加されて合計で11カ所……といった具合だ。
もちろん普通に地上のストリートビューを見るかのような感じで水中を移動可能。(範囲はちょっと狭いけど)実際に見て回ると……遠くになにやら影が。近づいてみると、通りすがりの海ガメや……
通りすがりのサメだったりする。
普通のストリートビューでもカメラにずっと犬がついてきたり、インパクトある通行人が写っていたりするとネットで話題になる。水中ストリートビューの場合それがサメや海ガメ、水域によってはイルカになるようだ。
アクセスはPCからでもスマホからでも可能。ただし、こちらGoogle EarthのコンテンツとなっているのでPCの場合はブラウザのGoogle Chromeが必要。スマホの場合はアプリ版のGoogle Earthが必要だ。それぞれ方法を簡単に説明しよう。
・PCから
まずはGoogle Chromeを起動しよう。無ければ当ブラウザをインストールしなければならないが、そうなると多分スマホの方が早い。Chromeが入っている方は、Google Earthの公式HPに行って起動しよう。
多少のデータ読み込みの後に3Dの地球儀が表示されたら、左側にあるメニューの、上から3つめ……船の操舵輪みたいなアイコンをクリックしよう。
魚がたくさん写っている写真とともに「世界の海」と書かれたバナー的なものが表示されると思う。それを押したら、あとは心の赴くままに水中ストリートビューでうろつくだけである。
・スマホから
スマホの場合はまずGoogle Earthのアプリをインストール。起動したら、上の方にある船の操舵輪みたいなアイコンをタップ。あるいは左のメニューの「Voyager」からでもOK。
あとはPC版同様に、気になるエリアを選択、そのエリア内で見たいスポットをリストから選ぶか、3Dの地球儀をグルグル回して直感で選ぶのもいいだろう。
画像がかなり高精細で、しかも360度写真となっているため見ごたえ抜群で楽しい。スマホでやる場合はデータ量が思いのほか大きいため、Wi-Fi環境下で行う方がいいだろう。個人的にはスマホを横にしてワイドに見るのがおススメだ!
参照元:GoogleEarth(PC版、GooglePlay、iOS)
Report:江川資具
ScreenShot:GoogleEarth(Android・PC版)
▼Googleのツイート。めっちゃ進化してたんだな……。
In honor of #WorldOceansDay, see how you can help protect the ocean and explore new views of beauty and fragility in underwater #StreetView imagery with @UWaterEarth → https://t.co/AKfqc8PsN6 pic.twitter.com/Y4rkvHSkYI
— Google (@Google) June 7, 2019