予想通り。いや、味を考えると予想以上であった。何の話かって、吉野家が2019年5月9日から発売開始した『ライザップ牛サラダ』のことである。名前の通り、ライザップとコラボしたメニューで、高たんぱく質・低糖質……ってことは以前の記事でも記載したが、つまりはそれを食べてみたのだ。
美味かった。個人的には、牛丼よりも美味いと感じた。味もさることながら、ボリュームもまた素晴らしい。牛丼並の横に並べたら……
ガチなサラダってことが一発でわかる。牛丼屋にあるサラダのサイズ感じゃない。まるで、丼をもう1品食おうとしているみたいだ。まぁ、高さを比較すると……
牛丼の器の方が高いのだが、それでも存在感は十分。こいつにドレッシングを回しかけて……
いただきます!
──したものの、後々考えるとドレッシング無しでもいけた。牛肉や鶏肉、半熟卵がいるからだ。食べやすさという点では、十分と言っていいだろう。
むしろ、これだけ肉々しいとライザップのイメージとは違うような気さえしてしまう。しかし、カロリー的には牛肉並の約3分の2。
そしてもちろん、サラダにライスは一切使われていない。本来ライスがいるポジションにはキャベツがスタンバっているものの、物足りなさは全く感じなかった。
ただ、ネックとなるのは税込540円の価格か。牛丼並と一緒に頼むと1000円近くいってしまうので、同時オーダーはなかなかハードルが高いのだ。したがって、どちらかを諦めないといけない人が多いに違いない。
ここで、牛丼を諦められるほどダイエットの覚悟が決まっている人にとっては、『ライザップ牛サラダ』が強力な味方になるはず。しかし覚悟がユルユルな人にとっては、もちろん何の意味もない。
それどころか、無理に同時購入をしたら……『ライザップ牛サラダ』がただの豪華なサイドメニューになるということ。ダイエット的には何の効果もないどころか、むしろ太る。
結局、ダイエットに使えるかどうかは本人次第なのだが、私はこれを食べ続けてみようと思う。自分の覚悟が決まっていると信じて。
参考リンク:吉野家「ライザップ監修の牛サラダが新発売!」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.