新元号の関係で10連休となる2019年のゴールデンウィーク。仕事の内容によっては「10日も休めるか!」と阿鼻叫喚が響いているが、運良く休めた人も油断はできない。
そう、五月病である。10連休明けの出社時には一体どんな憂鬱がやって来るのか。想像するだけで恐ろしいので、会社員225人が五月病を乗り越えた方法8選をご紹介したい。
・エンジニアに聞く五月病の経験
関西メーカー専門の転職エージェントである株式会社タイズが行った「五月病」についての調査。これは五月病になった時期やどういう症状が出たかなど、エンジニア225人(20~30代の会社員)に聞いたものだ。
・どうやって乗り越えたか
環境の変化などが原因で起こるとされる五月病。私(中澤)が大学生の頃、最寄り駅への電車は毎年5月を過ぎるとガラガラになっていた。新入生や新入社員の天敵である五月病をエンジニア225人はどうやって乗り越えたのか? 答えは以下の通り。
1. 自然治癒(46.7%)
連休は生活リズムも乱れがち。そんな中、一番多いのは「夜更かし習慣を改めたところ、体調やメンタル状態も自然に良くなった」という声だ。生活リズムの乱れはメンタルにも響く。まずは生活リズムを整える努力をしてみると良いかも。
2. 趣味に没頭する(15.6%)
やる気が出ないのは仕事だからであって趣味は別腹。好きなことに没頭するのも良い気分転換になるかもしれない。
3. 誰かに相談をする(13.8%)
憂鬱な気分も、誰かに話してみると発散になることもある。その場で解決法が出なくても、発散するだけで楽になることは多い。
4. 運動をする(9.8%)
体を動かすとなんか知らないけど前向きになる。スポーツが苦手でも、考える前に体を動かせばその行動が起点となって意外とやる気も出てくるものだ。気づけば、悩みや心配事が小さくなってるかも。
5. 休職(4.0%)
微妙に乗り越えられていない気もする。
6. 栄養のある食事(3.6%)
食事は生活の基本だ。嫌なことがあっても、ウマイものを食べている瞬間は誰もが幸せ。私は、そういう発散も込めて週一でスシローに行っている。
7. 通院(2.7%)
あまりにヒドイようだと、病院に行ってみるのも手なのかもしれない。実際、2.7%は通院で乗り越えたらしい。
8. 転職(1.8%)
思い切って環境を変えて吉と出るパターンも。実際「転職したことで職場環境が改善され調子が良くなった」という声もあった。憂鬱な原因が職場環境にある場合、考えてみる価値はあるだろう。
──という結果だった。なお、五月病になった時期1位は「社会人1年目」。また、回答者全体の約半数が社会人1~3年目のうちに五月病になっているとのこと。
医学的な病名ではないものの、広く知られる五月病。ゴールデンウィーク明けに発症するケースが多いためこう呼ばれているが、特に今年は空前絶後の10連休だ。五月病も半端ないことになるに違いない。会社に行きたくねー! そう思った時はこの記事を参考にしてみてくれ。